院長の「JoJoブログ」

足型計測

2011-05-09 23:39:07投稿

昼間に走るには、暑い季節になってきた。

ランニングウエアの夏バージョンをスポーツ用品店に見に行ったが、店員さんの口車にのせられて、足型計測というのを体験した。計測器の上をはだしで走ると、瞬時にそのときの足型が記録され、重心の分布が鮮やかなでグラフィィックで表示されるというコンピューター診断だ。

子供のころからいつも靴の内側がすり減る歩き方をしている自分。特に右足がひどいのは自覚していた。すると、表示された左右の足型は、内側に体重がかかっている色づけになっており、右のほうが顕著だった。
やっぱりなあ・・・と思うのと同時に、瞬時にそんなものがコンピュータではじき出される機械のすごさにも驚いた。
私の場合、重心は足の前方がメインで、踵をあまり使わずに走っていること、重心移動のラインはほぼまっすぐでバランスがとれていることなどを、教えていただいた。
いろいろ、本を読みあさってみると、ランニングのかかと着地、フラット着地、フォアフット着地、それぞれ利点、欠点が書かれており、著者によって、意見が異なっているので、本当はどっちがいいのかということを悩んでいた。今回、測定をしてもらった大手スポーツメーカーのお兄さんによると、「ランニングのフォームは100人いれば100通りで、必ずしもどれがいいとはいえないと思いますよ」という意見。全体としては踵着地のほうが、足全体に後ろから前へ重心移動ができ、足への負担が少ないといわれているようだが、実際、走ってる最中に着地を意識しても、なかなか思ったとおりにいくわけがない。それでも一応、ほんのちょっぴりでも、速く、長く走れるようになりたいとは思っているので、少しでも効率のよいフォームが身につくに越したことはないと考えていたが、今回の結論。「やっぱり自分が楽な走り方が一番。トップアスリートでもあるまいし。故障さえしなければOK。」
なんとなく、納得していると、お兄さんに「今後、少しでもステップアップを考えるなら、このぐらいのシューズを」とすすめられ、結局、店の思うツボにはまって、最新のド派手なショッキングピンクのシューズを買って帰った私でした。