院長の「JoJoブログ」
皇居ラン
2011-09-21 19:28:09投稿
連休中、日本産婦人科乳癌学会主催の乳房超音波講習会に、講師として参加させていただいた。東京で、朝早く開始のため、前泊が必要になり、皇居近くの半蔵門にホテルをとることにした。
皇居ランのためである。
ついに、憧れの皇居ラン!!
1周5キロのために、山口からシューズ、ウエア、アイシンググッズと湿布まで持参して、満を持しまくり!!(もちろん乳房超音波の勉強はした)
夕暮れ時の半蔵門の交差点に立ち、「これが、皇居・・・」ちょっぴり感慨にふけってからのスタートとなった。
少なくとも年3回は、東京にきているが、皇居に用があるわけはないので、考えてみると、皇居を見るのは、生まれて初めてだった。高校の修学旅行以外で、観光目的で東京に来たことがなかったので、走るよりも、まわりをキョロキョロするのが忙しく、完璧におのぼりさん状態。事前の予習通り、基本の反時計まわりで走り始め、二重橋あたりで、後ろを振り返って東京タワーを確認。全国の県花が描かれた、距離を示すタイルも一つずつ確認。偶然、山口県が最初だったので、ここでも感動。
走っている人たちも様々で、男女は半々くらいの気がした。今までほとんどお目にかかることのなかったランスカのお姉さんを何人もみるし、腕に携帯を取り付けた人や、キャップに夜用の小さなライトをつけている人も、山口で見ることはなかった。そして、走るスピードもいろんなレベルの人がいて、安心。おそらく5㎞の間に、私を抜かした人は100人を超えていたと思うが、山口でいまだかつて走っている人を一人も追い抜いたことのないこの私でも抜かすことのできた人が5人くらいいた。
しかし・・・
途中、「ランナーのみなさんへ ここは、ランナー専用のコースではありません・・・云々」とランナーのマナーの悪さを思わせる標識が、何本も立っていてがっくり。
半周を過ぎるころには、左は皇居で緑豊かだけれど、右は大都会の大きな道路で、バンバン車が通り過ぎていくため、緑の中で鳴いているだろう虫や鳥の声などまったく聞こえないことに気づいて、がっかり。路面も決して走りやすくはないし、ゴールの半蔵門に近づくころには、「二度とこのコースを走ることはないな」と確信していた。
やっぱり、田舎モンは、自然豊かな田舎道を走るのがイチバン!!
でも、次に東京に来るときは、皇居の次に有名な神宮外苑を走ろうかなと考えているミーハーの私でした。