院長の「JoJoブログ」

悲願の天皇杯

2011-10-11 19:12:06投稿

今日で、山口国体が終了した。

48年前の地元開催で、0.4点差で天皇杯をのがした山口県は、6年前から選手の強化にとりくみ、今大会を迎えた。
そして昨日、10月10日の時点で、東京をぬいて、トップにたち、ついに、天皇杯を手にすることができた。

中でも、卓球は、クリニックで応援している選手もいるし、強化の取り組みのお手伝いをさせていただいてきたので、競技別の総合優勝は本当に感動ものだった。
卓球競技は、10日、萩会場で、成年男女の準決勝、決勝があり、残念ながら、チーム山口の女子は出場できなかったが、男子は優勝を飾った。
決勝戦は、波乱続きで、ラスト5試合目までもつれる展開となり、優勝の瞬間は、平野友樹選手が雄たけびをあげて、ユニフォームを脱いで客席になげいれた。そのシーンは、地元のテレビ局のニュースで何度も放映されたので、ご存知の方もあると思う。それを会場で直接見ていた私は、涙がとまらなかったし、小さな萩市民体育館全体が、割れんばかりの拍手につつまれ、本当に感激だった。
平野選手は、現在明治大学1年生だが、昨年まで山口市の野田学園に通っており、高1のときから良く知っているので、特別な思いで、観戦させていただいた。昨年の千葉国体では、山口県少年男子チームのエースとして優勝し、今年は、成年男子チームで優勝。最終試合の彼のバックハンドは神がかり的で、卓球を知らない人にも、十分魅せるゲームだった。終わって見れば、彼のためにあったような今大会。48年に一度の国体が、本当によい形で終えられて、友樹君に、感謝、感謝である。

私も出席させていただいた卓球チーム慰労会(大会終了後、山口市内で)

元日本代表 吉田海偉&小西杏 夫妻と    無敗ダブルスペア 岸川聖也選手&平野友樹君と