院長の「JoJoブログ」
名古屋ウイメンズマラソン
2012-03-12 23:39:13投稿
昨日、第1回名古屋ウィメンズラソンが開催され、今日、ロンドン五輪出場者が決定した。
ひそかに私も大会にエントリーしていたのだが、脚の具合が今一つな状態が年明けからずっと続いており、出場は最後まで迷っていた。けれど、何事も経験と思い、とりあえず参加だけはすることにして、スタートラインにたった。(実際には本当のスタートラインの280m後方だったけど)
結果は、何とか制限時間内にゴール!!
ついに、フルマラソン完走という念願の目標を果たすことができた。
実際には、完走といっても、何度も途中で止まっているので、思ったほどの感激はなく、ほっとしたという気持ちのほうが強かった。何度も止まって、ストレッチをしたり、薬を飲んだりぬったり、トイレに行ったりしたけれど、動いている間は、すべて歩かず走った(つもり)。コース上の仮設トイレは70人待ちで、30分も費やしてしまったけれど、その休憩があったからこそ、名古屋ドームにたどり着いたのだと思う。
ゴールした瞬間はほっとして、これでもう走らなくていいと思った気持ちが強く、完走者にだけ与えられるティファニーのペンダントにもフィニッシャーTシャツにも、それほど感激しなかった。それよりも、35km地点近くで、沿道のスッタフのおじさんに、「ここまで来たら、ゴールせずには帰れんぞー」と声をかけられたあとが、感動のピークだった。なぜかそのことばを聞いた瞬間、涙があふれて、「本当にここまで来たんだ・・・」と泣きながら数キロ走った。今まで走った距離は、ハーフが最長だったけど、自転車で50㎞走ったことや、階段を50往復したことなど、いろいろと思い出されて、ああこれがフルマラソンなんだなあと思えたのだ。
悲惨だったのは、ゴールしたあと。荷物の受け取りや、スポンサーからの商品配布など、広い名古屋ドームをやたらと歩かなければならず、脚がまともに動かなくなった。地下鉄に乗るまでの階段は、まっすぐに進めず、手すりをつたってやっとの思いで電車に乗った感じ。
まったく運動していなかった私が、一年がかりでここまでたどりついたのだから、満足すべきなのかもしれない。でも、次のマラソンには、ゴール後にまっすぐ普通に歩けるレベルの脚力をつけてから出場しようと足腰をさすりながら考える今日の私でした。
名古屋ドームの外と中