院長の「JoJoブログ」

温度対策

2012-05-07 18:43:19投稿

ゴールデンウイークが終わり、今日から通常の生活になった。

今年の連休は、天候に恵まれず、計画通りに楽しめなかった人も多いのではないかと思う。
最近の異常気象は、本当に困ったもので、山口はそうでもなかったけれど、3日前の豪雨や昨日の竜巻など、被害にあった方々には、お気の毒としか言いようがない。

ただ、うちのクリニックに関して言えば、建物の構造や機械の多さから仕方はないのだけれど、これだけ、気温が高かったり、低かったりいろいろだと、温度対策が大変で、頭をかかえている。

春と秋の診療がある日は、朝はまだ寒いので、9時半頃までは大抵暖房をかける。家庭だと暖房をかけるほどの寒さではなくても、診療では患者様が裸にならなくてはならないので、冷え切っている状態は好ましくない。ところが、朝10時をすぎたくらいから、天気の良い日は急激に室温があがり、診察室には、コンピューターや読影のためのモニターが5つもあるので、そのモニターがヒーターの役割を果たして、4月でも室温は30度を超える日が結構ある。さすがに30度になると、冷房をかける。
そんなこんなで、エアコンは同じ日に暖房と冷房の両方をかける日が最近続いている。

休診の日でも同じだ。
夜は誰もいないので、どうでもいいようなものだが、数多くの医療機器は、温度や湿度の変化に弱い。できるだけ、機械に負担をかけないよう、少なくとも室温は15度から30度の範囲をこえないようにしている。そのため、天気予報の予想気温と相談して、冷えないようにドアを締め切ることにしたり、室温が上がりそうな日の朝はドアをできるだけ開けておくなど、休みの日でも、毎日変えている。
ところが、連休中は、毎日朝晩クリニックにはこれなかったので、まず、冷え切ることはないだろうと、クリニック内のドアはすべて開けておいた。案の定、寒くなることはなかったが、防府でも夏日となった日もあって、昨日の夕方来てみると、撮影室は33度。冷房を入れるにしても、タイマーを何時までかけるか、ドアはあけるか閉めるか、携帯のお天気ニュースをみてしばし考えてしまった。

これからは、冷房だけの季節だ。
真夏の暑い日になると、機械の熱で、何もしないと40度を越してしまうことは経験済み。
今年の夏は、節電、節電と毎日のようにマスコミが騒いでいるのに、例年のごとく、24時間冷房をかける日が近い。
中国電力圏内は、電力不足はない予定といっても、このご時世、エコを考えないわけにはいかない。

何とかクリニック内の温度が上がらない方法はないものかと思案する、連休あけである。