院長の「JoJoブログ」

ジョギングからの脱却

2012-05-10 18:59:15投稿

このブログのタイトル「JOJO」のひとつめのJOは、ジョギングのことだ。
では、ジョギングとは何?

ジョギングとランニングは何が違うのか?
その定義がどうなっているか、よくわからないけれど、単純にいって、走る速度の違いだけだと思う。
一般的に長距離走は、1㎞あたりのスピードで表現される。世界レベルのトップアスリートは、キロ3分ペースでフルマラソンを走りきる。このスピードは普通に自転車をこぐよりも速いくらいで、まあ、一般人にとっては、未知のスピード。その倍の6分だと、10㎞がちょうど1時間。素人市民ランナーは、このくらいのスピードでマラソンを走る人が多いと思う。キロ7分で、フルマラソンを走りきると、大体5時間。とりあえずの私の目標はこのあたりということを考えると、まあ、ランニングというよりジョギングということになってしまう。

最近、ひとりでトレーニングするときは、大体キロ6分半~7分の間で走っている。
先日、ホームエリアの維新公園のジョギングコースで、いつものように走っていると、5mくらい後ろに、私にぴたっとついてくる人がいた。一度も振り返らなかったので、どんな人かはわからなかったが、なんせ、足音が遠ざかりもせず、近づきもしない。初めは、すぐに抜かれるだろうと思って気にしていなかったが、1周(1周1kmのコース)ついてこられると、少しうっとうしくなってきた。
はやく抜かしてくれればいいのに、もしかして、この人私より遅い?普段、抜かれることに慣れている自分は、まさか自分より遅い人がこんなところで練習しているとは思わないので、そう考えると少しうれしくなってきた。ようし、それなら、突き放してしまえ。と、少し、スピードを上げてみた。それでも、足音は相変わらずついてくる。でも、これ以上私はペースをあげられない。スピード落そうかなあと思いながら、必死で走っていたちょうどそのころ、たまたま、練習にきていた、普段指導してもらっているランニングクラブの方に出会った。「小笠さん、しっかり走れるようになったねえ。力ついたねえ。」と声をかけてもらった。「ありがとうございます」とお礼いうと、その方はあっという間に先に行ってしまったが、気をよくした私は、またさらにスピードをあげ、予定の1時間を走りきった。気が付いた時には、後ろをついてくる足音は聞こえなくなり、後半、3周くらいは、5分半前後のペースで走っていた。
 
いわゆるジョギングペースは、キロ7~8分。キロ6分をきれば、まあランニングと呼んでもらえると思う。これからは、ジョギングを卒業してランニングだぞ!!とその日はいい気分で練習を終えたが、やっぱりそうは問屋が卸さない。
翌日、だるいのなんの。いつもの右下腿の痛みも出るし、そう簡単に、ジョギングからは脱却できそうにはない。

次回の練習はゆっくりマイペースにしようと思っている。