院長の「JoJoブログ」
夜道
2012-10-22 19:44:49投稿
10月になり、海響マラソンに向けて、私なりに結構走りこんでいた。
あまり走ると故障が怖いので、無理はしないようにと思いつつ・・・
仕事のある日に走る時間を確保しようと思うと、日も短くなったので、やむを得ず暗い時間帯になってしまう。
1週間前に、診療が終わってから少しでも走ろうと、クリニックの近所を久々に走ることにした。
危ない目にあってはいけないと、蛍光の輪っかを左腕に、ぴかぴか赤く光るライトを、右腕に巻いた。よ~し、これで車にひかれることはないぞと、ゆっくりペースでスタート。
車では、いつも通っている道だが、走るのは、4回目くらい。しかも、暗い時間帯は初めての道だった。あまり時間もないから、6㎞くらいかなあ、最低5㎞は走らなきゃなあ・・・
どのくらい走ろうかと考えながら、大体3㎞走ったところでUターン。
車道はあぶないので、ずっと歩道を走っていたが、街燈が途切れたところは、かなり暗い。田舎なので、車もそれほど走っておらず、ヘッドライトの明かりもあてにならない。「そういえば、Aさん、こないだ夜道を走っていて、こけてけがしたっていう話だったよなあ。Aさんが走っていた場所も、こんなに暗かったのかなあ。気をつけなきゃなあ」とランニング仲間のことを思い出し、歩道が途切れるところは、足元に注意しながらゆっくり走った。
4㎞すぎたあたりで、暗いから、明るい国道の方にでよう・・・と考えて向きをかえ、広い歩道を走りはじめたとたん、足が何かにつっかかり、バタッ。
こけてしまった。
歩道上で、しかも、ホントに何もない場所で、注意することもなく、突然こけたため、手をつくことなく、左胸から地面について、完全にうつ伏せ状態になった。幸い、顔はつかず、左ひじあたりを擦りむいたとは思ったが、暗くてわからない。顔をあげて、周りを見回すと、私が歩道上で寝ていることに気づくような人影はなく、急いで、立ち上がった。誰が犯人なのかと思い、路面をみると、アスファルトが一部継ぎ足してあって、段差ができていた。「これにつまずいたんだ・・・。」
とりあえず、脚は大丈夫だったので、こける前よりも早いスピードで走って帰った。
明るいところで見ると、見た目の傷は、左腕の擦り傷のみ。まあ、脚はそれほど痛くないし、走れるな。というのが、その日の感想だった。
しかし、次の日、腕はひりひりしていたが、左胸が痛い。右利きとはいえ、左で物を持とうとすると左胸に響く。咳をすると、本当につらい。こりゃ、肋骨の痛みだ・・・
そして、それから5日が過ぎた昨日、少しだけ、走ってみたが、数メートルで断念。走ると胸に響くのだ。
日常生活には、支障ないので、2週間もあれば、おそらく、痛みはなくなると思う。けれど、あと2週間、まったく走らず過ごして、フルマラソンに挑戦しても、満足の行く結果が出るとは思えないし、また、痛みがぶり返しても困るので、決心した。
海響マラソン、DNS(Do not Start)
本当に、なさけない私。
皆さん、暗い夜道には、くれぐれもご注意を!!