院長の「JoJoブログ」

坂道

2013-01-21 17:56:26投稿

マラソンのためのトレーニングには、ペース走、距離走、ビルドアップ、LSD、ウインドスプリントなど走り方だけでもいろいろある。ランニング関係の本や雑誌を読みまくっている私は、知識だけはあるのだけれど、コーチについているわけでもなく、なかなか系統だった練習はできないのが素人ランナーのつらいところだ。
本気でやる気になれば、何でもできるのだろうけど、一人で決めて実行するのは、強い意志が必要で、結構大変。
そんなこんなで、自分でスピードをコントロールするのは難しいので、走る道を変えることで、トレーニングに変化をつけようと、最近は、坂道を走るようにしている。

てっとり早い坂道として、防府市と山口市をつなぐ国道262号線がある。我が家から国道を4㎞くらい走ると、勝坂トンネルになる。トンネルが坂の一番高いところにあり、トンネルをぬけると下りになって、山口市になる。結構、急な坂なので、以前はこれを走ってのぼるのは、自分には無理だろうと思っていた。

1年くらい前、初めてチャレンジしたときは、上りできつくなって、途中歩いてしまった。
次にチャレンジしたときは、何とか走って上ったけれど、下りでとばしたせいか、足関節を痛めてしまった。
それからしばらくは、坂から遠ざかっていたが、2か月くらい前から勝坂トレーニングを再開した。

上りは、平地からトンネルの坂の頂上まで約2.5km。ひたすら上っていくけれど、なんとか休まずそれなりに走りきることができるようになった。トンネル内は、暗くて、うるさくて、舗道の足場がとても悪いので、トンネル内を走るのはやめて、トンネルの入り口の看板にタッチしてから引き返すことにしている。2.5kmを今度はひたすら下って、下りきったところであとはその近辺の平地を走るようにするのがお決まり。

今年になってからは、この坂道を2往復するようになり、トンネルのところまで行って帰って行って帰って、10kmの道のり。あとは、平地をいくらか走るので、大体、13kmから18km位のランニング。

スピードはジョギングペースを脱しているとは言い難いけど、だいぶアップダウンを走れるようになって、ちょっとは筋力がついてきた気がする。
勝坂を走りながら、上り坂を走る軽トラが、普通車に追い越されるのをみて、、昨年の私(軽トラ)と今の私(普通車)を見ているような感じで、私もそれなりに進歩したんじゃないかなあとちょっと感慨深かったりして・・・
ただ、少し無理すると、必ずどこかが痛くなるので、ほどほどに頑張らなくてはとストレッチをしながら思うセンター試験の週末だった。