院長の「JoJoブログ」

夕焼けラン

2013-02-03 23:04:08投稿

暦の上では、立春。
春というには、まだ寒すぎるけれど、陽が暮れるのは、確実に遅くなっている。

10月に夜道を走って転倒して以来、暗い一般道を走ることはやめたので、薄暗いうちに出勤し、完全に陽が沈んでから診療を終える冬の間、仕事がある日は走れない。
たまたま昨日は土曜日で、5時に診療を終えた時点で、外がまだ明るかったので、「よし、今日は走るぞ。」と、久しぶりに、仕事のあとに走ることにした。
明るいといっても、日の入り間近。とにかく、暗くなるまでに帰って来よう。と決意し、携帯と鍵一本、1円の現金も、時計も何も持たずに、ランニングシューズで飛び出した。
西の空をみると、オレンジ色の太陽が民家の屋根にかかり始めていて、1時間ももたないだろうなと予想はしたが、距離も、時間も何も考えず、暗くなったらやめるということだけ決めて、走り始めた。
夕焼けを眺めながら走っていると、何となくスピードが上がる。太陽がほとんど見えなくなってきたので、どのあたりで引き返すかを考えつつ「太陽だけを見て、時計を見ないなんて、なんと自然体でいいんだろう」と自分ひとりでうなづく。
そのうち、体もあったまって、汗が出てくると、喉が渇いてきた。気づいてみると、いつもは用意して走る飲み物がない。
最低、30分に1回は飲み物を飲んで走ることにしている自分としては、すぐに引き返すのも癪だし、1時間以上、何も飲まないで走るのは、いやだし・・・
ちょうど、走っている道の1㎞位先にコンビニがあるのを思い出したので、とりあえず、そこまでは走ることにした。現金は持っていなかったけれど、お財布ケータイの威力を発揮。飲むヨーグルトを1本買って飲み干し、夕闇せまってきたので、結局そこから引き返した。
結果的に、帰ってくると、ほぼ真っ暗。たった5㎞しか走れなかったけれど、夕焼けランもいいものだ。
これから、どんどん陽が長くれば、どんどん走れる時間も長くなる。日の入り時刻と走行距離は比例する!?はず。