院長の「JoJoブログ」

山口・名田島田園マラソン

2013-02-17 19:47:04投稿

川内選手が、熊本で30kmロードレースを爆走した今日、私は、超ローカルなレース、山口・名田島田園マラソンの、10㎞の部に参加した。
名田島という地区は、自分にとっては、いつも、国道沿いを走るときにみえるあのへんだなというくらいで、実際に、どこからどこまでが名田島なのかはよくわからなかった。ただ、新山口駅から近く、自宅からもそう遠くないので、練習の一環で、出てみようという軽いノリで、エントリーした。

10㎞という距離は、普段練習で最もよく走っている距離だが、レースとなると、練習よりは速く走らなきゃと、いつも、大体1km6分以上かけて走っているので、とりあえずの目標は、1時間以内に完走するということで、スタート。
田園マラソンという名前の通り、コースの大半は、いわゆる田んぼのあぜ道。舗装はされているけれど、普段通るのは、ほとんど農作業車だけなんだろうと思われる。当然、信号もないし、交通規制も必要なし。そして、田んぼの区画にそって、道があるので(当然)、何度も何度も直角に曲がる。景色といえば、ほとんど360度田んぼ。

今回、視覚障害の方が何人か走っておられ、私は、しばらく近くを走っていたが、伴走の方が、「あと5mで左に曲がります」「150m直線です」と選手に説明しておられるのを、そばで聞くことができた。実際、ほとんどがカーブのない直線の細い道なので、視覚障害の方にとっては、走りにくいだろうし、伴走の方というのは、試走して、何メートルくらいかということをきちんとインプットしておられるんだろうなと推察。当たり前とは思うが、目の前でそれを目撃し、私にとっては、少し新鮮な場面に出会うことができた。

レース前半は、予定通り、1km5分40秒くらいで走れていたが、後半になっても、それほどつらくなかったので、少しスピードアップ。5分20秒ペースで、7㎞位まで走ったところで、これは、確実に1時間は切れるぞ。と思ったけれど、少しずつ、欲がでて、もしかして、55分も切れるかも・・・と考えるようになり、自分としては、かなりのスピードで、あとは時計を見ずに、ゴールまでたどり着いた。
完走賞をもらいにいくと、記録は55分09秒。あと9秒だったんだ・・・と少し残念な気持ちと、自分でも1時間きれるようになったんだなといううれしさが入り混じった気持ち。
まだまだ、ランナーというには、ビギナーの域だけど、自分の実力判定には10kmレースというのはちょうどいい感じなので、また機会があれば、出てみたいと思う。

               参加賞のマフラータオル