院長の「JoJoブログ」

神戸ラン

2013-09-23 23:50:38投稿

連休中、日本乳腺甲状腺超音波学会に参加するため、神戸に出かけてきた。
学会は、国際会議場で行われ、自分が特に知りたかった情報が得られたし、普段の診療に役立つ内容満載で、充実した2日間だった。

そして・・・
知らない土地に出かけたときには、まず、走って街を知ることが大事。

今回は、学会の1日目が終わってから、神戸の中心地、三宮のホテルにもどり、夕暮れの神戸市内をぐるっと回ることにした。三宮には、年1~2回は訪れているので、まったく知らない場所ではないけれど、北野の異人館や大使館がならぶあたりは、何十年も前から行ったことがなく、記憶もあまりない。

ホテルで、ランニングウエアに着替えたあと、まずは、新神戸駅にむかって、ゆっくり走りながら坂を上る。道は、まったく知らないけれど、神戸という街は、北に六甲山、南に海がすぐあって、方角がわからなくなることはないので、平気。
三宮の中心部は、連休中の夕方なので、人があふれ、人混みを縫うように走っていって、ちょっと白い眼でみられなくもなかったけれど、坂道になってくると、それほど人通りも多くなく、いい感じ。6時半を過ぎると、完全に陽は落ちてしまったが、そこは、防府の田舎と違って、大都会。街燈も多いし、店もたくさん開いているので、足元が暗くて見えないなんて心配なし。
新神戸駅につきあたってから今度は、西へ。北野の異国情緒あふれる街並みを走る。結構アップダウンがあって、トレーニングには最適じゃん・・・と思いながら、ちらほら歩いている観光客を避けながら走っていると、本気のランナーと思われる男性とすれ違う。やっぱ、神戸のランナーは、坂道走るのが普通だよね~
いろいろな国の大使館もあり、多国籍のレストランや雑貨屋が並び、本当は、ゆっくりショッピングをすればいいんだろうけど、よそ見しながらゆっくりジョギング。どんどん西へ走っていくと、だいぶ、道も暗くなり、店もまばらになってきたので、この辺でおりるか・・・と適当な道を見つけて、次は、南へ下る。どんどん坂をおりていくと、そこは元町。小さいけれど、おしゃれな店があちらこちらにあって、キョロキョロキョロキョロ。
どこを走っているのかよくわからないけれど、まあ、坂をおりきったら、東へもどればいいやと考え、適当に走っていると、ついに、海まできてしまった。
これは、かなり遠くへきたぞと少し心配になって、とにかく広い道に出ようとうろうろしていると、街の案内図を見つけて、やっと自分の居場所を知る。
道はわからなくても、方角は間違っていなかったことがわかり、一安心。あとは、三宮の中心部にもどるだけ。

手元のGPS時計では、7㎞の一人旅。
たった1時間の旅だったけど、自分の脚で確認できたので、少し、神戸通になれた気がして、ちょっと誇らしい気分。

    三宮の夕方の景色