院長の「JoJoブログ」
最大酸素摂取量
2013-10-20 22:30:23投稿
ランニング関係の本をいろいろと読んでいると、しばしば、最大酸素摂取量という用語に出会う。読んで字のごとく、体重と時間あたり、何ミリリットルの酸素をとりこめるかということである。
一般的に、体力、持久力のよい指標とされており、特に長距離走などの有酸素運動では、その善し悪しが記録に直結すると考えてよい。ただ、正確に計算するには、かなり複雑な検査が必要らしいので自ら測ることもないだろうと、気にしたことはなかったが、先週、意外と簡単に測れることを知ってしまった。
ジムにおいてあるエアロバイクを、心拍センサーをつけて10分程度漕ぐだけなのだ。
まあ、簡易式だから、それほど正確ではないだろうけれど、いつも同じように測っていれば、体力がついてきたのかどうかを知るには十分だ。
ランニングをはじめたころ、おそらく私の体力は、人並み以下であったことは間違いないと思うが、その後2年半たち、まがりなりにも、フルマラソンを完走できるくらいの体力はついてきたので、年齢、性別の平均よりは結構よいのではないかと期待し、バイクをこいでみた。
結果は、7段階のレベル4(1が低く7が高い)、標準レベルの範囲でほんの少し上というものだった。
これを喜ぶべきか、悲しむべきか・・・
ネットで調べてみたところによると、普段まったく運動していない場合、1日45分のややきつい運動(最大心拍数の80%)を週4回、6か月続けると、最大酸素摂取量は20~30%増えるらしい。
私にあてはめると、その程度の運動は、少なくとも最近1年間はできていると思うので、ランニングを始める前の体力は7段階のレベル1だったかもしれない。それを考えるとちょっと恐ろしい。
まだまだ、この体力はのびしろがあると信じたいなあ・・・
そうはいっても、年齢を重ねれば、体力、筋力とも、衰える一方なのだから、それを食い止めるには、ひたすら運動をするしかない。
なんとか、レベル5にはなれるよう、ジムに行ったら、毎回頑張って測るぞ。
スポーツクラブに半年以上通っていて、初めて知ったこの体力測定。測るたびに0.01ml/kg/minでも上がっていれば、運動へのモチベーションが保てそうな気がする。