院長の「JoJoブログ」

ファルトレク

2013-12-02 19:49:06投稿

最近の私の愛読書、吉岡利貢著「毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!」

この本に出会ったのは、1年以上前で、そのタイトルをみた瞬間、「読まなきゃ」と即決購入。
しかし、読んでみると、結構、トップランナー向けの内容のように思われ、なかなか書いてあることを実践することができそうになかったので、しばらくその存在は忘れ去っていた。
ところが、10月に大阪マラソンを走ってみて、これから先、マラソンのタイムを短縮するのは、今のままではだめだなあと実感し、少し、練習方法をかえてみようを思うようになり、再びこの本を手にしてみた。

この本にかいてある、3つの練習法にまずは挑戦。
だんだんスピードをあげていくビルドアップ練習は、今までにもしているし、だいたいいつも、走り始めはスピードをだせないので、それなりに自然のビルドアップになっている。

速いスピードと遅いスピードの交互で走るインターバルトレーニング。これは、本当に走力アップに有効とされているけれど、マジできつい。自慢じゃないけど、さきのフルマラソン、私は、42,195kmをほぼイーブンペースで走ったので、同じスピードで走るのはちょっと得意。(十分、自慢)でも、ペースの上げ下げをするとキロ10秒の差でもすごく疲れる私。インターバル練習はキロ当たり2分くらいの差をつけて、走ろうっていう方法なので、そのきつさは半端ではない。結局、きちんとしたインターバル練習はできないまま、ああ、インターバルしないとなあと日々過ごしている状態。

そして、3つ目の練習法、ファルトレク。
これは、もともとスエーデンの軍隊の野外トレーニングでより自由に遊び感覚でできるスピード練習のことだそうだ。グループで練習するときは、リーダーの合図で、ダッシュしたり、ゆっくり走ったりなど、ちょっと「だるまさんがこけた」の要素を取り入れた感じ。要するに、いろいろなスピードで、適当に時間をかえて、適当に走るということ。さらに、坂道や、階段、アスファルトなど、路面がいろいろだとなおいいみたい。 
そこで、私も、週末にちょっとそれらしい練習をしてみた。というより、いつもの練習コースで、坂が多いところを、あえて、ゆっくり走ったり、ちょっとダッシュしてみたり、トータル70分のランニング。
疲れたらゆっくりにして、余裕がでたら、速くしてというやり方だと、意外と走れてしまうことが判明。
なかなかよい練習じゃん。と思って帰宅したけれど、やっぱり、負荷はたかかったようで、翌日のだるさは、久々に感じる疲れ。まあ、楽して速くなれるわけはないので、仕方ないんだけれど、きつくて、練習を休む日が多くなると、これまた、本末転倒。

ゆっくり楽しく走ればいい。でも、速く走れるようになりたい。
いつも、自分の中で葛藤してる今日このごろである。