院長の「JoJoブログ」

萩城下町マラソン

2013-12-08 21:11:21投稿

今日、私にとっては3回目の萩城下町マラソンに参加してきた。

初めての一昨年は、15km以上走った経験もなく、無謀にもハーフマラソン初挑戦だったこの大会。とにかく、制限時間内に完走することだけが目標で、それを達成して本当にうれしかった。
そういう意味では、私のランニングの原点ともなった大会といえる。

昨年は、まれにみる悪天候で、強い風と時折降る吹雪の中、これまた、完走さえできればいいと思いながら走った。

そして、今年。
同じレースに2度以上続けて出たことがないのに、この大会だけは3回目。
天候もまずまずだし、ハーフマラソンは5回目なので、今日は、タイムを狙わなくては!と考えていた。
といっても、1か月半前にフルマラソンを走ったばかりで、それほど練習はできているわけではなく、まったく自信はない。それなのに、あわよくば2時間をきれれば・・・と思いながらスタート。その一方、2年半、まがりなりにも、ランニングを続けてこれただけで、立派なもの。タイムなんか気にせず、楽しく走った方がいいよ・・・という思いも頭によぎる。でもでも、2年半も走ってるんだから、そろそろ、ハーフで2時間くらいは切らなきゃ・・・と欲の出る自分。

5kmまでは、今日はゆっくり走ると言っていたとっても速い知り合いの背中を追いかけながら走る。「これはオーバーペースだよな。このまま行ければ、2時間きれるけど・・・」次第に遠くなる彼女の後姿をみながらも、予定より速めに脚が動き、12kmすぎまでは、順調だった。ただ、所詮、そんなに速いペースで15km以上走ったことはないわたくし。14kmの給水のとき、このままのペースではすでに走れなくなっているわが身を痛感し、とにかく、キロ当たり15秒はおとしてなんとか頑張ろうときめた。

これまで、フルマラソンを含め、前半に飛ばして走ったことはなく、後半に失速するという経験のない自分。16kmからは、明らかに失速し、もう、2時間はどう考えても切れないとあきらめてしまった。17km付近で、ランニング仲間にぬかされ、「小笠さん、あと4km一緒に走れば、2時間切れるよ」と言ってもらえたけど、気力はあっても、脚がどうしても前に出ない。そして、さらに、あと2㎞付近でも、別の仲間に、「あと2km。一緒に2時間切ろう」といわれ、気力をふりしぼったけど、10mしかついていけず。

最後は、もう、どう考えても、2時間は無理だったけど、「とにかく、歩かない!これだけは意地でも譲れない」と自分にいいきかせ、なんとかゴールにたどりついた。結果は、2時間を2分半オーバー。
失速初体験とはいえ、自己ベストは十分更新。ランニングの奥深さと、自分の実力の足りなさを実感した大会となった。

来年こそは!!