院長の「JoJoブログ」

防府読売マラソン

2014-12-21 17:31:23投稿

今日、第45回防府読売マラソン大会が開催された。
ここ数年、毎回のように応援で沿道に立っているが、今年も、クリニックの目の前の旧国道で応援することにした。
位置的には、コースの26㎞と35㎞地点で、フルマラソンで最も苦しいあたり。2週間前に萩城下町マラソンを走ったとき、あらためて、声援を受けることで、元気がでることを身をもって感じた自分としては、知り合いだけでなく、走ってる人みなを励ますつもりで、寒い中をがんばった。

この大会は、今でこそ、市民ランナーの憧れの大会として、一般市民の速い人たちが数千人も走るけれど、もとはと言えば、トップ選手の若手の登竜門として知られる伝統ある競技会。私が出場するような、制限時間の長い、参加賞や応援イベントで盛り上がるようなお楽しみ大会ではないので、もちろん、給水はあるけど、給食はなく、仮装なんてしてる人もおらず、黙々とみな走っている。
地元の実業団カネボウが撤退してから、参加者が少なくなり、制限時間が4時間に緩和されたころから、マラソンブームとなって、今や参加人数制限をするまでになってしまった地元のマラソン大会。私もいつかは出てみたいと思ったこともあるけれど、4時間をきるっていうのは、健康のためにちょこちょこ走っているくらいでは、とても出せないタイムなので、まあ、これからもずっと応援者として、参加する大会だなあと思う。

応援して選手たちに声をかけていると、こちらをちらっと見てくれる人。まったく無視する人。笑顔でふりむいてくれる人。「ありがとう」とお礼まで言ってくれる人。いろいろいるけれど、応援する側としては、反応があるとうれしいし、走るほうも、無理にでも笑顔になる方が、自らを鼓舞して頑張れるんじゃないかと思わないでもない。まあ、苦しいのは間違いないし、笑えるくらいならもっと速く走れるはずなのかも・・・

今年も、トップ予想は招待された背番号1の川内選手で、26㎞地点では、集団を形成していたけれど、その後33㎞付近で、スパートをかけ、2度目にみた35km地点では独走態勢で、そのまま優勝。目標の2時間7分台はでなかったので、本人としてはくやしい結果になったみたいだけど、これで、来年の目標ができて、また来てくれるんじゃないかという、防府市民としては良い結果?かも。
昨日、私がいつも走る佐波川周辺で、練習していた川内選手、来年もまた来てね~