院長の「JoJoブログ」
14年目にして…
2015-01-18 23:55:51投稿
現在暮らしている自宅を建てたのは、ちょうど13年前。今年は新築から14年目に入る。
13年も暮らしていると、色々なところに経年劣化がおき、特に水周りは、この数年で、修理せざるを得ない箇所があちこちに現れた。
家でも何でも、メインテナンスの良しあしで、劣化も違うのだと思うが、なんせ、以前このブログにも書いたけど、我が家に住む人々は、私を先頭に、掃除、片付けが苦手なヤツばかりと来ている。ほこりや汚れは見て見ぬふりが大得意なので、決してメインテナンスが良い建物とは言いづらい。
そんな私でも、さすがに今日は見て見ぬふりができなかった。
久々に、休日に良い天気で、大した用事もなかったので、窓をあけてベランダに出てみたが、そこでびっくり。ベランダに出る窓のサッシの桟があまりにも汚いのだ。夏は、1日中網戸だけにしていることも多く、ほぼ雨ざらしといっていいサッシだけど、もとの色が何色か想像もできないほど全面真っ黒。考えてみると、家をたてて、ここの掃除をしたことが一度でもあったっけ?
使い捨ての掃除クロスで、とりあえずサッシの桟に指を突っ込んで、掻き出してみる。13年分のほこりのこびりついた物だとは思うが、真っ黒な粘土のようなものが少しとれる。
そこからは、もう、「ここ掘れワンワン」の世界。拭く、真っ黒、拭く、真っ黒の繰り返し。
何もしてないのに、何年もたつとこんなに汚れるものなんだ・・・汚れの本体って、落下細菌?ハウスダスト?雨も入るからこんなになるのかなあ?あまりにも、汚れていて、いくらでもとれるものがあるので、ゾーンにはいってしまった状態。こうなったら、徹底的にきれいにしないと・・・
狭いところに黒いものがたまっているので、細い綿棒をもってきて、とにかく擦り取る。綿棒を10本以上使っても、まだまだ、真っ黒になる。重箱の隅をつつくって、まさにこういうことだけど、ちょっと言葉の意味が違うよなあ。
桟の端に、1×5cm位の、格子状の穴が開いた部分があり、これは、排気のための穴なのかなあと思いつつ、綿棒を突っ込んで、黒いものを少しずつとっていて、ふと見ると、サッシの枠の部分に、小さなシールがはってあり、注意事項が書いてある。「排水口は、定期的に掃除をしてください。排水口のふたは取り外しができます」
「これ、外して掃除するんだ・・・定期的にってどのくらいの頻度?そんなことは、13年間誰も教えてくれなかったぞ」
その小さなふたを外してみると、確かに、その穴は、外とつながっているが、あまりにも汚れがたまっていたので、おそらく、流れていなかったのではないかと思われた。新たな穴に、また綿棒を突っ込んでは、真っ黒。突っ込んでは真っ黒を繰り返し、結局サッシの桟の黒い部分がほぼなくなるのに、1時間以上費やすことに・・・
そうはいっても、それだけがんばったので、サッシの色は、ほぼもとに色になり、気分はすっきり。腕は筋肉痛。13年、一度も掃除をしたことがないなんて、まあ、普通ではないんだろうけど、とれた汚れの量も半端ない。
その後、ほかの窓も気になり始め、結局、合計4時間、ひたすら汚れを取ることに喜びを見出してしまった、今日の私。いつも、掃除してれば、こんなことにはならないなんて、百も承知。でもでも、次に同じことがあるのは、また何年か先かも・・・