院長の「JoJoブログ」
サバをよむ
2015-05-14 23:42:40投稿
以前、このブログに毎日体重を測ることが、習慣になっていると書いた。
特定健診でメタボの患者さんや、肥満が原因で月経異常をきたしている患者さんにも、とにかく、体重を意識することから始めてくださいと、いつも言っている私。
我が家の体重計は、2年くらい前に買い換えられ、体重(50g単位まで測れる)、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体内年齢、基礎代謝量、BMIの6項目が順に表示される代物。毎日それに乗っていると、少し運動量が増えたり、食べる量がふえたりすることで、それらの数値がどの程度変動するかが自分で予想できるようになった。
今年2月から1か月半くらいの間は、それまでより運動量が極端に落ちていたので、運動してもしなくても、食欲がかわらない自分としては、体重が増えることは目に見えていた。運動しないので、筋肉量が増えるはずもなく、体脂肪率が上がるのも当然。
「体重を見るのが怖いから体重計には乗らない」という患者さんを説教していた自分のくせに、「どうせ、増えているのはわかってるし・・・」という開き直りというか、言い訳というかを自分に課し、体重計に乗らなかった3月~4月。
それでも、5月になってからは、運動量が以前とそれほどかわらなくなっているので、毎日とはいわないけど、2日に1回は体重計に乗るようになった。そこで見る数値は、4年前にランニングを始めてから、このラインだけはオーバーしてはいけないと思っていたもの。
体重、体脂肪率・・・と順に表示されるのだが、体脂肪率以降は、まさに「怖いから見ない」で、体重の数値だけ見て、すぐに体重計から降りていたので、最後の項目まできちんと見たのは、昨日が実に3か月ぶり。
それは、ちょっとショックだった。体内年齢は、体脂肪が高くなればなるほど、高齢にでるので、当たり前なのだが、昨年保っていた、実年齢マイナス6~8歳の範囲が、ついに実年齢にあと3歳までせまる年齢になってしまっていた。
今年の目標は、実年齢マイナス10歳だったのに、何たること!
まあ、家族に言わせれば、「それが、どしたん?」という程度のことではあるが、自分の中では、結構衝撃的だったので、とにかく、今日からは、ダイエットに専念すると決意。
今まで、買い物や、ある種のアンケートなどで、年齢記入欄があったら、大抵、実年齢ではなく、体内年齢を適当に書き込んでいた私。いわゆるサバを読んでいたわけだけど、「年齢」と書いてあるだけなんで、私は、「体内年齢」を書いたのよ。と勝手に言い訳していたが、それくらいで文句を言われることはないはず・・・
先日も、ネットショッピングをしようとしたら、生年月日が必須記入となっていた。
何で、こんなもん買うのに、生年月日が必要なの?と腹をたてながらも、記入しないと買えないので、適当に、10歳くらい若くしておいてもいいじゃんと、生まれ年(西暦)を10年引いて記入。ショッピングそのものは、カード決済ですべて完了。購入者の年齢統計をとることで、販売戦略をたてているのだろうなぁと思いながら、ハッと気づく。
10歳若くしようと思って、10年引いちゃったけど、生まれ年を10年引いたってことは、年齢は10歳上ってことじゃん・・・
トシいってても、商品は届くと思うけど、このサバをよもうとすること自体が、おばさんの証拠。
体脂肪率もさることながら、この10歳アップはちょっと、情けなさすぎ・・・