院長の「JoJoブログ」
トップアスリート
2015-06-29 22:38:19投稿
今日から、ウインブルドンが始まる。
昨日、NHKスペシャルで、錦織圭選手の特集を放送していたけど、その内容は、世界のトップ選手というのは、研究しつくされるんだというものだった。去年のUSオープンで決勝に進出して、名実ともにトップ選手となったわけだけど、その後、トップ3の選手になかなか勝てないでいるのは、やはり、研究されているせいもあるみたい。徹底的にデータ分析することが容易になった今の時代、トップアスリートというのは、ホント、大変なんだな~とあらためて感じることができた。
そして、昨日は、卓球のジャパンオープンの最終日でもあった。
最終日に残った唯一の日本人選手、吉村真晴くん。世界ランク30位の彼が、20位以内の選手を次々にやぶり、決勝に進出した。テニスの4大大会のような注目度はないけれど、卓球関係者にとっては、すごい出来事。
個人的に中3の時から彼を知っている私としては、感動ものの大会だった。
高3で、全日本チャンピオンになった時も、このブログに書いたけれど、それ以降、なかなか活躍できないでいたところ、今年5月の石川佳純選手と組んだミックスダブルスで、世界選手権銀メダルを獲得してから何か勢いづいた感じ。
もともと、トリッキーなプレーが多く、山口県にいた高校生のころも、県内の試合など、たまに出場すると、会場がざわめくようなボールをみせてくれたものだった。
今回の準決勝でも、サーブ、レシーブがものすごくよくきいていて、それが勝因だと、素人ながら試合をみて感じた。そして、これからは、世界のトップ選手として、研究されまくるんだろうなとも感じた。ダブルスのパートナーである、石川選手も、どうやってサーブを出しているかいまだにわかりませんといっていた、中国選手をも唖然とさせるサーブの精度を、研究されつくされても保ち続けるのは、並大抵のことじゃないと思う。
でも、それでも、勝ち続けていくのが、真のトップアスリートであり、真晴くんにもそうなってもらいたい。
リオデジャネイロオリンピックに出場する可能性も高くなって、うれしい限り。
オリンピックに出られたら、真晴くんと一緒に撮った写真、部屋に飾って自慢しなきゃ。
がんばれ、がんばれ、真晴!!