院長の「JoJoブログ」
完走
2016-05-15 23:54:39投稿
昨年に引き続き、今日、ツールド山口湾に参加した。
旧吉敷郡の山口市南部を中心に、旧山口市の北側までぐるっとまわって帰ってくる、およそ100㎞を走破するサイクリング大会。
ロングコースは今年は100㎞ということになっていて、昨年は97㎞というこどで完走したけれど、ロードバイクにつけているサイクルコンピューターによると走った距離は94㎞くらい。一緒に走った知人数人のサイクルコンピューターもやはり97kmに達していた人はおらず、コースが短かったのは明らか。
おそらくそれについては文句を言った人がいたと思われ、今年はコースが一部変更になっていた。そして、地図をみると今度は明らかに昨年より5㎞以上長い。まあ、走ってみないとわからないけど、95㎞なら95㎞、105㎞なら105㎞って言ってほしいよなぁと思いながら、スタートラインに入る。
この大会は、あくまでもサイクリング大会であって、レースではない。一応、スタート地点、中間点、ゴールでは、ゼッケン番号の確認はあるものの、タイムや順位は計測されないので、まあ、制限時間内(7時間)に帰ってくれば、OKということだ。
昨年は、確か、5時間半くらいで帰ってこれたので、マイペースでぼちぼち行きましょうと、初めからのんびりムード。
スタートも400台の自転車が一度に出ていくことはできないので、20台ずつくらい21組に分かれて、順番にスタート。サイクリング仲間3人と一緒に、20組めで、スタートしたため、すでに、スタートまでに30分経過。
最初のエイドは20㎞位走った後の、山口市の中心部。生キャラメルなどをいただき、トイレに行って、ゆっくりしていると、エイドに残っている参加者は少なく、最後の1割には入っている感じ。その次のエイドも30㎞以上先なので、途中、エイドではない道の駅にもよって、ソフトクリームをゲット。
その後、コース最大の上り坂を、何とか切り抜け、山口市北部を制覇して、南へ。
椹野川河川敷では、アユの塩焼きを堪能し、小郡を抜ける。65㎞を過ぎたころから、だんだん脚が重くなり、ほんのちょっとの勾配でも、スピードはがた落ち。そのうえ、低気圧が近づいてきているとみられ、だんだん風が強くなる。追い風よりも、向かい風が多く、これまた、スピードが落ちる。
スタートからゴールまで、一般道を走るため、信号や、曲がり角ごとに、大会関係者の方が立っておられ、コースはこちらと指示してくださっていたのだが、75㎞を過ぎたあたりで、青信号なのに、係りの人に止められた。「なんで、青なのに止まらないといけないの?」
「あのー、この地点は、午後2時が関門だったんですけど、もう2時を過ぎてしまいました。本当は、ここを左折ですが、次のエイドには寄らずに、ショートカットして、ここを直進してください。」とのこと。
「今日は、風が強くて、まだまだ後ろにもたくさんおられますが、エイドの片付けもあるので・・・」と、申し訳なさそうに言われる。
関門なんて、あったんだ・・・
ショートカットってことは、100㎞走らなくていいんだ。ラッキー・・・
ペダルを漕ぐ脚が明らかに喜んでいる。
4番目のエイドをカットして、5番目最終エイドに着いた時点で、午後3時。午後4時が最終ゴールなので、ショートカットは当たり前か・・・カットした距離は大体10㎞位だと思われるから、今日は90㎞位でゴールだなぁ。
最後のエイドからゴールまで、風と闘いながら何とか制限時刻の4時前にゴール。その時の、サイクルコンピューターの走行距離は、95㎞。仲間のメーターもほぼ同じ。10㎞ショートカットしたのに、95㎞ってことは、結局、かなり長かったってことじゃん。
ゴールした時には、ショートカットしたかどうかの確認はもちろんなく、完走証をゲット。
昨年に引き続き、私は100㎞完走したのだ!