院長の「JoJoブログ」

萩城下町マラソン

2016-12-11 18:37:03投稿

 6年連続6回目となる萩城下町マラソン、ハーフマラソンの部に、今日、参加してきた。

昨年のこの大会に出走して以降、1年間、どんな距離のマラソン大会にも出ておらず、練習も含めて、15㎞以上走ったことが一度もない中での参加。
前回大会で、ランニングを始めた時からの目標、ハーフで2時間切りという記録を達成してから、今後はもう、タイムを追わないことに決めていたし、健康のため、長く走り続けたいと思っているので、今日は、とにかく、楽しく、ゆっくり走ることが目的だった。

ゆっくりとはいっても、2時間半の制限時間内で走る必要はある。㌔7分で走ると、2時間28分くらいでぎりぎりなので、まぁ、㌔6分40~50秒くらいで余裕をもっていきましょうって感じ。同じくらいで走る予定だというランニング仲間と列の最後のほうからスタートした。
去年は、とにかく2時間切ることがすべてだったので、大体㌔5分30秒程度で走っていたけれど、今年はそれより㌔1分以上遅いペース。さすがに、気持ちも、体も余裕がある。3㎞過ぎて、体があったまってくると、知らず知らずのうちに、ペースが上がってしまい、GPS時計をちらちら見ながら、ペースを落とすようにして、進んでいった。

楽しむことが、目標なので、沿道の応援の人にできる限り、「ありがとうございまぁす」と返答。子供たちがいれば、ハイタッチ。カメラをみたら、笑顔で手を振る。8~9km地点の商店街では、応援がとても多く、テンションも上がる。気づくとペースが上がっているので、「いかん、いかん、6分40秒以上をまもらなきゃ」
それでも、さすがに、15kmを過ぎると、1年間、15㎞以上を走っていない脚は重くなってきた。でも、前回の15㎞から先が、地獄のような苦しみだったことを思い出すと、「あぁ、今年は楽だなぁ」
その後も、相変わらず、応援には手をふり、このまま楽しく、ゴールまで行きましょうと、あまり、気にせず走っていると、17㎞過ぎに、㌔6分半を切っていた。脚が重くても、ペースが落ちてないことがちょっぴりうれしい。去年、最後の4㎞は、ペースががた落ちで、後ろから次から次へと抜かれていって、悲しかったことを思いだし、今年は、前の人を抜かせる状況にあることが楽しくなってきた。一人ずつ、次はこの人、次はこの人、と抜いていくのが面白く、どんどんペースが上がっていくのがわかった。あとで、時計を見ると、17㎞まで6分40秒を守っていたペースが、ラスト4㎞は、㌔5分50秒~6分10秒。おそらく、去年のラスト4㎞よりも速く走れていた。

最後の坂、萩ウェルネスパークのグランドにはいってからも、笑顔で前の人を追い抜き、余裕でゴール。
マラソンって、最後にペースを上げて走れることが、これだけ楽しいんだなぁと思える大会になった。
やっぱり、スポーツは楽しくなくてはね。