院長の「JoJoブログ」
もう「神ってる」とはいわない
2017-06-15 09:31:22投稿
昨日の鈴木誠也のさよならホームランはしびれたねぇ・・・
去年の今頃、学会で東京に行ってたとき、夜、宿泊先のホテルで、スポーツニュースをみてたら、「鈴木誠也のさよならホームラン・・・」と流れてきた。テレビをちらっとみただけだったもんだから、「昨日のニュースをまたやってるなんて、そんなに昨日は特別なホームランだったのかしらん?ほかに今日はニュースはなかったのかなぁ」と、何も知らない私は、同じホームランを次の日も放送しているものと思っていた。
その翌日になって、2晩連続のさよならホームランだったということを知り、「え~っ。2試合連続のさよならホームランだったのぉ!!!鈴木誠也、すごくない?」てことに・・・
そして、昨年の流行語大賞になった、緒方監督の名言が生まれたわけだ。
そもそも、「神ってる」ていうのは、”神がかり的な”という意味の、若者ことばだったらしいけど、神がかり的というのは、信じられないとか、ありえないほどのということなので、日常的に起こることには使えない形容。
だけど、鈴木誠也は、昨シーズンは、レギュラー争いの一人としてスタートし、交流戦あたりからうちまくって、日本球界を代表する選手になり、今シーズンは、押しも押されぬセリーグ首位チームの4番バッター。もう、彼がホームランをうつのは、日常的なことで、さよならホームランをうっても、誰も「神ってる」とは言わなくなった。本人も、言われたくないといっていた。マー君が楽天で連勝していた時は、「神様、仏様、田中様」といわれていたけれど、昨日のマツダスタジアムの客席にも、「神」というボードは結構あったけど、去年みたいに、「神ってる」は見られなくなっていた。
まだ22歳の誠也君(失礼)。毎日、血のにじむような練習、練習をかさねて、実力をつけてきたんだと思うし、これからも、それを続けていくんだろうけど、母のような気持ちでいつも応援している私としては、故障しないで、いつまでもカープの主軸でいてくれることを願うのみ。
さすがに、万が一、今日もさよならホームランうったら、本当に「神」だと思うけどねぇ。そうなったら、オリックスのピッチャーが気の毒としかいいようがない。