院長の「JoJoブログ」
熱帯魚
2017-09-04 21:49:42投稿
この夏は公私ともいろいろと忙しく、ブログを休んでいたけれど、2カ月たつので、そろそろ再開しようと思う。
忙しかったことの一つの理由は、クリニック待合室の改造計画。
ま、そんなに大それたことではないけれど、開院から10年たち、スタッフの数も少し増えたこともあって、前々から改造計画なるものが、私の気持ちの中に鎮座してはいた。
その一つが、熱帯魚の水槽を置くこと。
もともと、10年前の開院時にも、それは考えていたのだけれど、諸々の事情で、断念したいきさつがあった。今回、思い切って、150cmの水槽をおき、(株)タウンフィールドさんのお世話で、メインテナンスをしてもらうことにした。
自宅では、7年くらい前まで、熱帯魚や、近所の佐波川で捕まえてきた小さな在来種たちをいくつかの水槽で、飼っていた。実際には、私は全く手を出さず、(それが水槽を置くときの約束だったので)家族が世話をしていたのだけど、とにかく管理は大変だった。卓上タイプの小さい水槽から、90cmの家庭用としては一番大きいサイズの水槽まで、いろいろやっても、長続きせず、買ってきた熱帯魚はすぐ死ぬし、佐波川のシマドジョウ、ムギツク、オヤニラミなどといった、準絶滅危惧種たちは、何日かたつと川に返すようにしていた。水草は枯れるし、夏は水温がどうしても上がりすぎてしまうし、私個人的には、もう、2度とゴメンという感じでいた。苔がはえて、苔を食べる貝や、エビをいれても、そうそう水槽はきれいにはならない。とにかく、大変というイメージだけ・・・
ただ、きれいに手入れされたアクアリウムは癒しの空間。このたび、プロに任せて、熱帯魚を飼うことにした。患者さんのほっとする空間になるよう、待合室のグレードアップも兼ねて、お盆休みの間に、水槽をつくってもらったのだ。
実際、熱帯魚(淡水)が泳いでいる水槽をみると、気持ちが和むことを、毎日実感している。目的は、患者さんのためだったけれど、どちらかというと、私も含めたスタッフの癒しになっている。餌をやろうとすると、集まってくるグッピーたちは、誰が見ても可愛い。
今のところ、1匹も死んではいないし、水槽おいてよかったなと思う日々を過ごしている。