院長の「JoJoブログ」
ツールド山口湾
2018-05-21 23:01:22投稿
何一つ紫外線を遮るもののない、青空の広がった日曜日、2年ぶりに開催された、ツールド山口湾、ロングコースに参加した。
9時スタートで、100㎞走り、16時までにゴールしてくださいというサイクリング大会なんだけど、一昨年は、14時の関門に引っかかり、10㎞ショートカットで終わってしまったので、今回はなんとか関門を通過したいというのが目標。
サイクリング仲間と、9時半ごろ、ゆっくり行こうときらら阿知須を出発。平地は時速22~27kmくらい。上りと下りはできる範囲の速さで、小郡方面へ。
椹野川沿いを走ると、乾いた風が心地よく、紫外線を気にしさえしなければ、絶好のサイクリング日和。
空の青と山の緑はキャンバスに描いたように鮮やか。
小郡から山口市内の中心部をぬけ、何故か、県庁の駐車場内へ。以前にはなかったコースで、一緒に走っていた仲間が、「今の寄り道は何だったん?」
「う~ん距離合わせじゃない?」「県外から参加の人に、ここが山口県庁ですって、見せたかったんじゃない?」
フムフムそういうことか・・・
なんせ、一緒に走ってた人は県庁職員なので、サイクリングコースとして走るのはちと違和感があった感じ。前々回は、瑠璃光寺のそばを走ったので、コースとしてはそっちの方がよかったよなと思いつつ、仁保方面へ。
コースには入っていない、道の駅”仁保の郷”に立ち寄って、悠長にソフトクリームを食べていると、12時を知らせるサイレン。「やばッ。あと2時間でエイドに二つ寄って、秋穂の関門厳しいよ!」
なんせ、一緒に走っている仲間の中で、私は明らかに走力がないので、みんなと同じように休んでいると、追いつけなくなると思い、仲間より、先に出発することにした。
そこからは、一人旅。実際、関門ギリギリの時間帯なので、走る人も少なく、気づいてみると、先の方にみえていた、大会参加者の姿もみあたらなくなり、宮野からは、誰もいない道をひたすら漕ぐことに。「多分、コースはあっていると思うけど、この道でいいんだろうか・・・」
不安になりつつ、10km位走ったところで、信号のある交差点にはいり、道案内の大会スタッフが立っていた。「あー、良かった」
前には誰もいなかったけれど、信号待ちをしている間に、次々に後ろから追いついてくる人があり、道の駅で別れた仲間の姿もあった・・・
「そりゃそうよね。私が一番遅いんだし、追いつくよね・・・」
その後、アユの塩焼きのエイド、トマトカレーのエイドを仲間よりも先に出発し、関門に向かってひたすらペダルを回す・・・
そして、見覚えのある秋穂の道路標識が見えた時、手元のサイクルコンピューターを見る。
時刻は13:56「よし、行ける!」
まもなくしてたどりついた交差点に立っていたスタッフの人に確認すると、
「まだ2時になってないです。左に行ってください。」
やったぁ!関門突破だぁ!
その後は冷やしトマトのエイド、海をみながら車エビをいただくエイドを通過。
ああ、あとはゆっくりゴールすればいいんだ・・・
重たくなった大腿四頭筋に、ムチうちながら関門から残り25kmを何とか乗り切った。
最後の周防大橋の上り坂も、ギアを残して上れたので、仲間にはおいて行かれたけど、良しとしよう。
これぞ五月晴れの日、100㎞走破したぞー!