院長の「JoJoブログ」
しまなみ海道
2018-10-14 22:01:24投稿
この週末、2回目となるしまなみ海道にサイクリングに行ってきた。
前回は、数年前にサイクリング大会で1日で海道の往復110㎞を走ったのだけれど、私の自転車走力では、制限時間内に何とか帰ってくるので精一杯で、景色を楽しんだり、周囲の観光名所を訪れたりなどできるわけもなく、おまけに風が台風並みに強い瞬間もあって、つらい思い出になっている。
しまなみ海道と言えば、サイクリストの聖地といわれていて、国内だけでなく、海外からもサイクリングを楽しみにやってくる人が年々増えている。海道沿いの自治体も、自転車客を呼び込もうと、あの手この手で、自転車が走りやすい環境、設備を整えていて、実際、何度も訪れているリピーターサイクリストもかなりいるようだ。本州側の出発地となる尾道には、レンタサイクルの数が半端なく、今回私たちの1泊2日の行程の途中、数えきれないレンタサイクルに乗った人たちを見た。島ごとに自転車乗り捨ても可能のようだし、ママちゃりあり、電動あり、クロスバイク、ロードバイクも当然あり、色んなサイクリングが楽しめるようになっている。
今回、私の旅は、自転車仲間との輪行で、三原まで新幹線、三原から尾道まで在来線にのり、尾道駅で、袋詰めした自転車を組み立てて、海道をわたり、四国本土の今治まで行くのが1日目。2日目は、今治から、瀬戸田までサイクリングし、そこから船に乗って三原まで帰るという気ままな自転車旅。途中、景色を眺めたり、名産品を食べたりなど、ちんたら漕いでの旅ではあったものの、結局、1日目は、78㎞、2日目は50㎞をロードバイクで走ったので、それなりの運動にはなったと思う。
なんせ、この週末は、お天気に恵まれたのが何よりで、本当にサイクリング日和の2日間を過ごすことができた。島々をつなぐ、橋の前後は、平均傾斜3%という自転車用の坂道でつながれていて、負荷もまあまああるけれど、大会ではないので、自分なりのスピードで坂を上っていけたので、苦しくはなかった。坂を上った後に眺める橋からの景色は、空の青と、海の青のコントラストが最高で、風も心地よく、本当にいい天気で爽快だった。私って、日頃の行いがいいから、こんなにいいお天気に恵まれたんだわと、自分のおかげでよかったことにして、満足の旅は終了。
天気さえよければ、景色、ルートすべて三ツ星のこんなサイクリングロードは、世界中を探してもなかなかないんだろうなと思う。