院長の「JoJoブログ」
下関海響マラソン
2018-11-04 21:12:54投稿
今日、第11回下関海響マラソンに参加してきた。
4年前にこの大会でフルマラソンを完走後、外反母趾が少しずつひどくなっているので、もう、フルを走るのはこれで最後にしようと思っていたのだが、その後2年たち、右手の骨折などもあり、フルを完走できる間は、頑張ろうかなという気持ちに。そして2年半ぶりに参加した一昨年の徳島マラソン、昨年の岡山マラソンと、年に1回、フルマラソンのレースに出ている。
今回は、前日に学会参加して、名古屋から下関まで移動というハードスケジュールの中だったので、当然、記録を狙っていたわけでもなく、自分の実力を考えて、まず第1の目標は、歩かず完走。次の目標として、タイムは、とりあえず5時間を切ること、できれば4時間44分44秒がいいなと思っていた。実際、これまでの経験から、タイムが良くなくても、最後まで失速せず、笑顔でゴールできることが何より大事と考え、スタートラインに立った。
とはいえ、前日に、カープが日本シリーズで負けてしまい、トーンダウンだし、たのみのGPS時計は、充電が利かなくなっていて、いつまでもつかわかんないしで、不安要素てんこ盛り。
10㎞までは、ほぼ予定通りで苦もなく走れたけれど、15㎞過ぎから少しずつきつくなり、20㎞地点で、すでに脚のいろんなところに痛みがあったので、「まだ半分もきてないのに、こんなんじゃとてもダメだ」と思っていた。そんなペースが落ちそうになる中、やたらとカープのユニフォーム姿で走る人が多く、背番号をみるたびに、笑顔になり、折り返し地点を戻ってくるランニング仲間の速いメンバーとすれ違うたびに、勇気をもらい、28㎞位から逆に足どりが軽くなってきた。
30㎞地点の名物菊川そうめんを食べた後は、何となく、「脚は痛いけど、今日はいけるんでねーの?」という気持ちになっていた。予想通り充電がなくなり、時計を気にすることもなく、とにかくマイペースで、前を走る人を、次々と抜いていった。
海響マラソンのコースは前半はほぼフラットだけど、後半は結構アップダウンが何度もある誰もが認める難コース。しかも今回はこの時期としては、異常と言えるほど暑かったので、25㎞位からペースが落ちる人ばかり。私としては、上り坂が苦ではない(下りは大嫌い)ので、上りになると、歩いている人たちをどんどん抜いて、気分爽快。あとで記録をみると、前半と後半のペースはまったくイーブンで行けていた。
4年前は、35㎞位から大失速したけれど、今回は足の裏、足首、膝にも痛みはあり、ふくらはぎが時々ぴきぴきしたものの、最後の給水で、脚がつるときに速効の、芍薬甘草湯を飲んだおかげか、何とかつらずに失速せず、走りぬくことができた。40㎞地点で、高校生とハイタッチをしてから、元気を絞り出してスピードアップし、ラスト50mをスパートしてゴール。タイムは目標の4時間44分台で大満足。
海響マラソン、走ったどー!!