院長の「JoJoブログ」

コーヒー

2019-02-17 21:18:13投稿

 初めてホットコーヒーをブラックで飲んだのはいつだったのだろう。
まさか、小学生の時に飲んでたわけないし・・・高校生のころかなぁ

医学部生の時、家庭教師のアルバイト先で、甘いケーキと砂糖とミルクの入ったコーヒーを出され、「いただきます」と言って、耐え忍びながら飲み干した記憶がある。長い学生生活の中で、甘いものが今よりも苦手だった自分のかなりつらい思い出の一つだ。ということは、大学生のころには、ブラックコーヒーを飲んでいたはずだ。研修医のころは、医局でコーヒーを10人分沸かしておくのが、仕事の一つだったし、病院勤務の時も、出勤後はマイカップにコーヒーをドリップして一杯飲んでから外来に向かっていた。

いつだったかは曖昧だとしても、少なくとも30年は、3日に2杯以上はコーヒーを飲んでいるような気がする。えっと、妊娠中はどうだったかな?確か、自分では淹れないけど、ひとが淹れてくれるのは飲んでよいというマイルールを作っていたっけ?
アメリカにいた2年間は、現地のコーヒーの味が今一つだったこともあり、毎日というほど飲んでいないよう気がするけれど、アパートの近くにあった(当時はほとんど日本にはなかった)スターバックスで時々飲んでいたことは記憶している。

そんなに自分はコーヒーが好きなのかと聞かれると、それほど大好物ということはなく、ないならないで過ごせるとは思う。でも、こだわりとして、アイスコーヒー、インスタントコーヒー、缶コーヒーは飲まない。やっぱり挽いた豆のドリップコーヒーを飲みなれると、それ以外のものはまずく感じる。
じゃあ、豆は?モカ、キリマンジャロ、ブルーマウンテン、何がいいのと聞かれても味の違いなんて表現できず。そこまで詳しくない。ただ、美味しいかそうでないかというのはあるけど。

そして、昨年あたりから、はまっているコーヒー二つ。
山口県のお土産として売込中の、すみ屋(周南市が本社)の「ふるさと珈琲ぶちうまバターブレンド」。豆をバターに付け込んだ?もので、コーヒーなのにほんのりバターの風味が感じられるというすぐれもの。
もう一つは、茨城県ひたちなか市に本社のあるサザコーヒー。SAZAは、田舎のコーヒー店だけどコロンビアにマイ農場を持ち、豆まで自社生産しているという会社だ。なんと表現してよいのかわからないけど、ちょっと贅沢なこだわりコーヒーという売りなので、なんだかおいしい気がする。
しか~し、豆がよくても、ドリップの方法次第で味は変わると、コーヒー通さんたちはおっしゃる。沸騰したてのお湯を使わずちょっぴり冷ましておくことや、30秒ほど蒸らして待つなど、私も最近はバリスタ気分で気を付けていれるようにしているので、それなりには、舌がこえてきているかもしれない。

コーヒーを飲むときというのは、ほっとする一杯を求めている時なので、コーヒーそのものよりも、ぽとりぽとりとドリップして、カップをもってすごす、つかの間のまったり感が、私は好きなんだと思う。