院長の「JoJoブログ」
Kindle Reader
2019-06-03 16:59:05投稿
電子書籍アプリ、Amazon Kindleをダウンロードして以降、読書はスマホですることが多くなった。
普通に文庫本などを読むのに比べて、スマホで読むのは、字の大きさを変えられるので、老眼と闘う中高年としては、ちょっと便利。ただ、電子書籍に限ったことではないけれど、文字を大きくすると、1画面で得られる情報量が少なくなるので、インターネットの画面にしても、全画面を見るのにはスクロールばかりしないといけないし、読書では、頻繁にページをめくらなくてはいけなくなる。
かといって、大きな画面のスマホやタブレットを電話として持ち歩くのも不便だし、一番良いのは、老眼を少しでも改善すること・・・老眼鏡かける?今はやりのハズキルーペ?
というのは、わかってはいるけれど、いまのところ、若干意地になって、それらのお世話になることはしないで裸眼で頑張っている私。
そんなおり、Kindle専用の電子書籍リーダーの存在を知り、さっそく購入してみた。
ネットの口コミ情報の通り、これが、薄くて持ちやすいうえ、文字がとても見やすく、普通の本を読むより断然楽に読める。当然、文字の大きさは変えられるけれど、フォントの変更もできるし、バックの色も変えられるので、紙の本と同じような感覚の画面を自分好みにカスタマイズできるのがスマホで読むのと全然違う。もちろん、Kindle専用なので、読書以外の用途には使えないし、カラーにもならないので、雑誌など、写真の多いものを読むのには適さないため、読書をあまりしない人には、無用の長物ではある。あと、寝っ転がって寝物語に読むのにも、ページをめくる操作がボタンでもタップでもできる点がスマホより便利。充電も一度フルにしとけば、1冊や2冊は読み切れるくらい長持ちするので、苦にならない。久々に、通販で買ったものとして、買ってよかったなあと思える代物になっている。
そんな、Kindleリーダーで最近読んだ本。
黒川伊保子著 成熟脳ー脳の本番は56歳から始まるー
これは、56歳からというその中途半端な(しかも自分に近い)年齢にとびついて、読んでみることにした本。著者は脳科学者で、男女の脳の違いについての著書が多く、「妻のトリセツ」とか「定年夫婦のトリセツ」も結構有名。この本の中では、性差についてはほとんど触れられていないが、脳には生まれて7年ごとのサイクルがあり、56歳からは成熟した脳となってすべてのことが”腹に落ちる”という説を唱えていらっしゃる。もちろん、誰にでもあてはまることではないし、個人差というものはどうしようもないけれど、老眼がすすんだとしても、56歳でやっと脳は成熟するのだということを教えられ、同世代の一人として、とても勇気づけられる内容になっていた。
私の読書熱はかなり波があって、次から次へとKindleでクリックしてしまって、電子書籍を買いまくる時期が周期的にやってくる感じだけど、リーダーを手にしてからは当分高波が続きそうな気配の今日この頃。
脳の成熟のために、読書時間を確保して、まだまだがんばるぞい。