院長の「JoJoブログ」
Garmin ForeAthlete
2019-08-22 13:41:49投稿
体力のなさを痛感し、一念発起して全く運動と無縁だった私が、健康管理目的にジョギングを開始して8年半。家族をはじめ、周囲の予想に反して、いまだ、続いているのは、自分でも不思議なくらいだ。ただ、当初の目的は、あくまでも「健康のため」であり、そんなに速く走ろうとか、記録を狙おうなどと言う考えは毛頭なかった。フルマラソンなんて、夢のまた夢だったのに、縁あって、山口のランニングクラブに所属し、ちょっとした仲間もできると、だんだんと欲が出て、走り始めて1年で、フルマラソン完走。その後、これまで、フルマラソンは7回、ハーフや10㎞、トレイルランニングのレースには20回くらい参加している。はじめは、完走が目標だったのが、走れるようになった3年目くらいまでは、頑張って、自己ベストを更新しようと、タイムを気にするようになった。
タイムを気にするとなると、必要になるのが、GPS時計。ランニングをしている人にとって最もポピュラーなそれは、Garmin社製のものだ。一番はじめはGPS機能のない、単純なスポーツウォッチで、ボタンを押すごとにラップタイムを表示させるものを使っていたけれど、走りながらボタンを押すのは、結構面倒だし、計りそこなうことも多いので、すぐに却下。ランニングのインターネットサイトでみつけたGarmin ForeAthleteを初めて買ったのは、7年前。初めてそれを身に着けて走ったときは1㎞何分で走っているかが瞬時にわかるので、感動ものだった。練習で走った距離や時間を手帳に記録して、目標をたててがんばっていたそのころ、私にとっての初代Garmin は、1年足らずで故障。「Garminはダメだ!」となって、2代目はEpsonのもの。このEpsonのGPS時計をつけて、満を持して練習の集大成に参加した、大阪マラソンでは、10㎞を過ぎたあたりから、時計の表示が信じられなくなった。大体1km6分ぐらいでしか走れない私のスピードが時計表示でどんどん速くなり、ついに1km2分台に突入。これだと、フルマラソン2時間をきる世界記録ペース。走りながら、時計に腹がたってきて、結局、時計を見ず、5kmごとの、時刻表示を確認することしかできずに終わり、その後、Epsonとはおさらば。5㎞ごとにしか時間を見られなかったのが功を奏したせいか、そのレースで、当初の目標であった、フルマラソン4時間半切りを達成したので、時計もダメになったことだし、もうタイムを気にするのはやめようと時計なしのランニング生活を送ることにした。
その後、走った距離を記録したり、練習でタイムを計ったりすることはしていないけれど、時々参加するレースでは、速く走るというよりも、同じペースを維持することが大事なので、やっぱり時計は必要だよなと、今度はSUUNTO社のGPS機能のないスポーツウォッチを購入。ラップだけ計ろうとしたところ、今度は、文字盤が大きすぎて、私の手関節だと、手を曲げただけで、時計のボタンが勝手におされてしまうというトラブル発生。所詮、こんな時計は男性用で、私の手首にはあわなかったのだと、これまたすぐにおさらば。
そしてまた、たどり着いたのが、再びGarmin。レースでペースだけ計れればOKなので、一番シンプルで機能の少ないGarminとしては最低価格のものを購入。これは、レース以外で使うこともなかったので、3年くらいはお世話になった。ところが、1年半前に参加したフルマラソンでは、35㎞くらいをすぎたところで、充電切れ。その次に参加した時には、20kmで充電切れ。本来、フル充電後は8時間もつはずで、いくら遅い私でも、フルマラソンを完走する間はもってもらわないと困るのに・・・そして、半年前に参加したハーフマラソンでは、最後まで充電がもたず、これでは、レースには使えないなということになって、私にとってのランニング用の時計、5代目ともおさらば。
年に1‐2回しか参加しないレースだけど、やっぱり参加するからには、GPS時計ほしいよなあと思ってはいたものの、積極的に探し求めていたわけではなかった。この度、お盆休みで訪れた大阪で、たまたまはいった店に、山口なんかでは見たことのないランニングウオッチコーナーがあったので、ついつい足がとまり、Garmin ForeAthlete45Sという最新のものを衝動買いしてしまった。数年前までは、GPS時計で心拍数を計るには、胸にバストバンドを巻いて、心臓の鼓動を直接キャッチしたものを時計のセンサーと連動させるのが主流で、手の脈を拾うのは難しかったけれど、今や、スポーツウォッチの類で、心拍数を計るのは当たり前の時代になっていた。GPSの性能も、人工衛星の進歩もあり、とても正確になっているし、今回購入したものは、Garminの中では、安価なほうで、機能も少ないものだけど、腕につけているだけで心拍数をかなり正確に数えるおまけつき。本当に技術の進歩は速く、私のランニング生活は8年目に突入して、ほとんと進歩はないけれど、せっかくだから、今後は、ペースだけでなく、心拍数を気にして、練習してみようかと、しばらく、24時間体制で、時計を身に着けてみることにした。
24時間時計を付けていると、睡眠もかなり正確にキャッチしている。スマホに連動させて、睡眠状況を確認すると、深い睡眠は毎晩2時間未満。あとは、浅い睡眠。REM睡眠が長く、どうりで、小さな物音ですぐ目を覚ますよなということも判明。睡眠時の心拍は50くらいまで低下していて、仕事中は70前後。ランニングでは平均130~140のペースで走っていることが分かった。身長、体重、年齢を記録しているので、カロリー消費も計算してくれ、食べた量を考えると、カロリーオーバーを実感できる日々。11月に参加予定の、下関海響マラソンにむけて、2㎏の減量が目標なので、心拍とカロリーを気にしつつ、がんばってみようかと、時計を買って少しモチベーションアップになっている。ただ、1日中時計をつけているのは、邪魔になるし、ある程度自分の体の状況が把握できれば、今後は走るときだけはめておくつもり。まあ、とりあえず、8月中は、このGarmin ForeAthlete45Sと24時間体制でつきあってみようと思っている。
ちなみに、こうしてキーボードをたたいているときの心拍数は63でした。