院長の「JoJoブログ」
9月初めの感動
2019-09-07 23:01:59投稿
秋雨前線の影響で、パッとしない天気がつづいて突入した新学期。
この1週間にちょっぴり感動したことあれこれ。
1000%
今日、テレビの報道番組をみていたときに、とても感動したひとこと。7月末、JAXAが操作していた”はやぶさ2”が、小惑星リュウグウにタッチダウンするという、超難関ミッションを成功させたことについて、職員の方がインタビューをうけ、「今回のミッション成功は、何%のできですか?」という質問に対し、一瞬の沈黙のあと、「1000%です」と答えておられた。
この一言で、このミッション成功に至るまでの苦難、ミッションの難易度、成功したことへの喜びがすべて凝縮されている気がして、全く関係のない私まで感動してしまった。一つの課題、仕事に関して、「1000%のできです」と答えられるようなことを私にはできるのだろうか?とも思ってしまったけれど、人間、難しいこと、無理だと思われていることにチャレンジするって大事だよなぁと改めて思いしらされた。
ポケトーク
TOKYO2020にむけて、自動翻訳機が結構出回っているけれど、その中でも”ポケトーク”はダントツの売り上げ。スマホのアプリでも、翻訳は結構してくれるけれど、まずはこちらがしゃべった日本語を国語的に正しく聞き取ってくれないと、翻訳は始まらず、この初期段階でつまずいてしまうことが多い。その点、ポケトークはかなり優秀なので、先月、時々来られる外国人患者さんのために役立つかと思い、購入していた。英語ならなんとかなるけれど、それ以外の言語はどうにもできないので、患者さん自身の日本語力に頼る以外ないというのが現状。今週、英語ダメ、日本語片言の外国人患者さんが立て続けに来られ、初めてポケトークを使用したところ、とてもよく意思疎通ができ、これが大活躍。改めてこの小さな機械の性能の良さを実感した。
脱線事故
神奈川県内で京急の電車とトラックが踏切で衝突した重大な事故。事故そのものは、いろんなことが重なっておきてしまった悲惨なもので、東京に行った時にはかなりの頻度で京急を利用している私としても、本当に悲しいものだった。ただ、私が感動したのは、そのあとの事故処理。当初は事故の翌日の開通を目指すとされ結局その1日後になってしまったけれど、それでも、あれだけの事故のあと、2日程度で、元通りに電車を走らせることができるなんて、どーゆーこと?すごくない?と感動してしまった。巨大クレーンで脱線した車両を持ち上げ、滑車に乗せた後、大勢の人でトラックの積み荷のレモンがたくさんのった電車を手押しするというとてつもない作業が夜を徹して行われる様子をテレビで見て、作業員の人達のがんばり、それをテキパキと指示できる事故処理の担当の人たち、この事故のあとにかかわった数多くの人達に日本人のすごさを感じた。
ほかにも、卓球のTリーグで、台湾の林昀儒選手(世界ランキング10位)を神拓也選手が破った試合を岡山武道館で目の前で観られたことや、ひそかに応援しているソフトバンクの千賀滉大選手がノーヒットノーランを達成したことなど、スポーツウォッチャーの私としては、結構うれしいことがあったこの1週間。
季節柄、台風などで、自然災害が起きないことを祈る秋の始まり。
ま、相変わらず、カープはダメですけどねぇ。