院長の「JoJoブログ」
人間ドック
2019-12-22 21:12:07投稿
残すところ、今年もあと10日。令和元年は8か月という短い期間だったけれど、あっという間に年の瀬がやってきた感じ。
今年の12月は、講演の準備という例年にない仕事があったため、余計に忙しい師走という実感だ。
そんな年末、個人的に、毎年うけているのが、人間ドック。
別に12月に受ける必要もないのだけれど、大体、1年に1回うけるのが普通なので、あまり検診の間隔が短くなっても長くなってもよくないかなと、5年以上は、12月に受けるのが続いている。
日頃、主にがん検診を実施する仕事で、特に、特定健診などは、ある程度、受診者の方を指導する立場なので、医者の不養生で自分のことを棚に上げ、偉そうなことを言っている医者と思われないよう、自分の健康には結構気を使っている。
というよりも、経営者という立場である以上、健康より大事なものはないという考えが染みついているので、メタボにならないのが大前提。
特定健診=メタボ検診の問診には、20歳のときより10㎏以上体重がふえていますか?というのがあり、まずは肥満にならないことが大事。肥満の患者さんには、よく言うことだけど、とにかく体重計にのる。自分のベスト(と思っている)体重から2㎏以上オーバーしないように努力しているつもり。
運動に関しては、1週間に3~5回、1時間程度の有酸素運動はしているので、まあ、足りていると思っているけれど、いわゆる筋トレは嫌いなので、めったにせず、体脂肪率は一向に減らない。
食生活も、乳製品、大豆製品は必ず毎日とるし、飲酒はほとんどしないので、何とか健康を維持していると思うけれど、今回の人間ドックでの目標は、1年前の自分のデータよりも悪くなっていないこと。
体重も、結果表をみると、去年までの3年間、±300gでおさまっているので、今年もその範囲を目指していた。けれど、1か月前の体重は、その範囲から1.5kgオーバー。体重を1㎏落とすには、7000キロカロリー消費する必要がある。ということは、1日200kcalずつ普段より消費する計算なので、えっと・・・
ジムでロードランナーの上を走るのが、大体1か月10回くらい。1回の消費は400~500kcal。でも、いつも走っている分より余分に走るのは無理・・・食べるのを減らすしかないし・・・
そんな計算を毎日しながら体重計に乗っていると、人間ドックの3日前からほぼ射程圏内に入ってきた。あとは、便通コントロールだなぁ。
普段、ほぼ快便の日がない私は、昨年も便潜血検査が2回分持っていけず、今年は、2回とらなきゃと、1週間前からポケットに検査キットを持って歩く毎日。3日以上便秘になると、それだけで体重UPなので、最後の3日間は、便意と闘う私。そして、何とか検診の前2日間は便通があり、体重も目標クリアー。めでたしめでたし
私の体重が1㎏減ろうと増えようと、誰も何も言ってくれるわけでもなし、褒めてくれるわけでもないけれど、これで今年も無事終わったな、またメタボの患者さんに指導ができるなと、ホッとした人間ドックの1日でありました。