院長の「JoJoブログ」

七夕

2020-07-07 21:16:19投稿

今日は、七夕。
梅雨の真っ只中で、大抵は天の川を望むことができない空の年が多く、今年もまた夜空を眺める天候ではなかった。自分が子どものころや、息子たちが幼かった頃は、ササに短冊を吊るすなどして、日本の古き良き季節の行事を楽しむことがあったが、もう10年以上は、七夕を意識することなんてなかったように思う。
防府市民になって、20年になるというのに、防府天満宮の七夕祭りを見たことがなかった。今年はたまたまテレビのローカルニュースで、その祭りの話題を知ったので、雨がちょうど止んだ先日の夜、歩いて天神様に行ってきた。天満宮から歩いて10分そこらのところに住んでいるとはいえ、年中行事を意識することがあまりない生活。
防府天満宮の七夕祭りは、御祭神である菅原道真公の御神忌1111年を記念し、平成25年(2013年)より始まったそうだ。牛乳パックでつくった灯篭を参道に並べて飾り、その光を楽しむのがメインイベントだったけど、2014年には、雨にたたられて散々だったので、その雨を逆手にとって、地元の傘を作っている会社が、傘を6本つなぎ合わせて、傘玉を作り、その傘の中に、日替わりで色の変わる灯りを置いて、楼門前に並べる傘玉アートを始めたということだ。今年は、コロナ禍にあって、規模は縮小して、牛乳パックの灯篭は中止しており、おそらく、人出もそれほど多くはないだろうと見込んで、参道をあがってみると、楼門の前は結構な密。三脚に一眼レフカメラを設置して、せっせと写真を撮っている人が多いのにびっくり。みんな”映え狙い”なのかしらん?
たまたま本殿の前にいた時刻が8時前で、何も知らずに行ったのに、8時から巫女さんの舞いがあるとの放送。運よく、本殿の目の前で、巫女さんの舞いと鈴の下で願い事を唱えることもでき、大満足。
例年は、もっと人も多く、浴衣姿の女子たちも多いそうだが、今回は、傘玉アートのところだけの人だかりで、雨が降った後で足元も悪かったので、参道は人もまばら。階段を下りて、帰宅する前に雨がまたふりだしたけれど、防府市民として、初めての七夕祭りを知ることができ、ラッキー。来年以降、規模が縮小されない状態での開催を願わざるを得ない。DSC_1604.JPG (8.04 MB)