院長の「JoJoブログ」

猛暑の中で

2020-08-30 23:05:23投稿

長い梅雨のあと、猛暑が続き、9月になろうかというのに、連日35度前後の日が続くこの夏。いかんせん、早朝をのぞいては、暑くて屋外で運動する気にはならない日々。といっても、仕事前に早起きして走るなんて、私には絶対無理。でもでも、運動不足になりたくないので、少なくとも毎日1時間は、冷房の効いた部屋でTVニュースを見ながら、ステップ台の昇り降りで歩数を稼ぎ、最低1週間に1回は、日没頃の時間帯で屋外でジョギングすることを自分に課している。
この週末、コロナ禍になってからほとんど顔を合わせていなかった、ランニング仲間で、午前中に山口市内をゆるランをすることになった。コースは、山口市小鯖周辺の山。禅昌寺あたりから鳴滝の裏をぐるっと回る感じで、計19㎞のコース。そのうち半分は、木立の中で、山水の音も心地よい、直射日光を避けたコースだったけれど、あとは、炎天下。午前中とはいえ、10時を過ぎるとギラギラで、歩くだけで汗が滴り落ちる。メンバーの平均年齢は私より上なので、上り坂はほぼ歩き。下った後の陰なしの平地もほぼ歩き。ジョギングというよりも、暑熱順化の修行といってよい状況になった。
そうはいっても、途中、パン屋さんによったり、神社をお参りしたりと、遠足みたいなもの。田んぼが広がっている地区では、小さなヘリコプターのような機械で農薬散布をするシーンに出会え、初めてみるその作業に、ちょっと感動。その操作をしていた農家の方からは、この暑い中ランニングをしている私たちが、よほど物珍しかったようで、声をかけられた。
普通に考えると、この猛暑の中、陰もないアスファルトの道を走っているのは、どう考えても尋常ではない。自分でも、まともじゃないよなとおもってはいたものの、いざ走り出してみると、水分補給(結局スポーツドリンク500mlを3本消費)しながら、陰を選びながらなんとか3時間、気分悪くなることもなかった。
コロナ禍、梅雨、猛暑とあまり走っていなかったのに、久しぶりに長い距離を走れたのは、やっぱり仲間のおかげ。何とか、あと数年は、フルマラソンを走り切れる体力、脚力を維持したいので、1年間、全くフルマラソンレースのないこの時期を、時々は、こうして仲間を走れる時間があると、何とかその維持はできるかなと思っている。