院長の「JoJoブログ」
ニュース番組
2021-01-14 19:54:20投稿
家族には、つまんねーヤツと言われるけれど、ドラマや映画、特にアニメなど、つくりもののストーリーはあまり好きではなく、ほとんど観ることがない私。たまにドラマをみると、最初から最後までみないと気が済まないし、途中でやめると悔しいし、結局、続けてみるのが面倒になるので、最初から観ないことにするほうが楽というのが行きついた結論。映画もほとんど観ることはなく、過去20年で、映画館に行ったのは、3回くらいかなぁ。
当然、今はやりの、「鬼滅の刃」とやらも、観ようとも思わないので、世間の話題についていけず、つまんねーヤツということになる。
そんな私が観るテレビ番組は、スポーツ中継、クイズ番組、そしてニュース番組。
プロ野球がオフシーズンの今は、あまり中継もないので、正月おわって、みるものがなくなった。クイズ番組は毎日のように色々あるので、週2本くらいみている。そして、当然、ニュース番組は毎日あり、毎日みている。
PCやスマホで、本日のトップニュースを読み、診療が終って、雑務をこなしたあと、クリニックで夜7時のNHKニュースをみる。そのあと自宅で、食事や入浴の合間に、ニュースウォッチ9、報道ステーション、WBS(World Business Satellite)と放送局をかえて、21時から24時までの3時間で、1時間から2時間はニュースをみている。
トップニュースはどこも同じだが、報道の仕方の違い、コメンテーターの意見の違いなどを聞いているとなんとなくニュースの本質がわかった気になる。NHKの7時のニュースとニュースウォッチ9は同じVTRが流れることが多いが、キャスターの表現が違ったりするので、繰り返しみるのも退屈はしない。家人によれば、俳優の名前は知らなくても、アナウンサーの名前を知っている私は、ニュースオタクだということになってしまうのだが、テレビにかじりついてずっと見ているわけではなく、ほとんど「ながら見」なので、自分としては、オタクとは思っていない。毎日みていると、女性キャスターの洋服が気になって、このワンピース、全然似合っていないけど、スタイリストさん今日は何考えてるのかしらん?などと、ニュースとは関係ないことで、勝手に批評したりすのも、楽しみと言えば楽しみ。
コロナ禍になってからは、感染症の専門医があちこちのニュース番組に登場して、見解をのべられるので、医者の端くれとして、その意見を聞くのも、ニュースをよくみる理由のひとつ。
そんな感染症専門医の一人、国立国際医療研究センターの忽那先生は、山口大学医学部卒業で、しかも私と同じ卓球部ということで、ニュースに登場するたび、後輩がんばってるなとちょっと嬉しい。全国的にも数少ない感染症の専門医は、テレビに出る暇なんてほとんどなく、昼夜をとわず、働き続けているのは目にみえている。その大変さを世間に知ってもらうために、テレビ局の要請に応じて、出演しているのだろうと考えると、田舎で細々と検診を中心に診療している自分としては少し申し訳なく思う。ただ、私の仕事も、エッセンシャルではあるので、粛々と診療をこなすしかない。
後輩が活躍しているのはうれしいけれど、彼がしょっちゅうニュース番組に登場しなくてもいい日が、1日でも早くくることを願っている。