院長の「JoJoブログ」

全日本卓球選手権

2021-01-18 20:00:58投稿

毎年、このブログに書いている全日本卓球選手権、今年は昨日まで大阪で開催されていた。

例年、東京体育館で行われるこの大会、一昨年、昨年と東京オリンピックの準備のため、東京体育館が使えないとのことで、大阪で行われたため、2年続けて現地に観戦に行った私。1年前の大会は、オリンピックイヤーだし、世界選手権も控えているしで、とっても盛り上がったし、個人的に知っている選手の大活躍もあって、ワクワクだった。オリンピック競技のスポーツはいずれも似たような「よーし、今年はやってやるぞ!!」的な盛り上がりのあった1年前、誰がこんな1年後の今の世界を想像しただろうか?

今回の全日本卓球は、まず、開催するかどうかというところから協議が始まり、開催すると決めたあとは、これまで前例のない、特別ルールを作成。関係者は本当に色々なご苦労をされ、緊急事態宣言の真っ最中に、非難もあり、初めから棄権する実業団チームもある中、大会を開くことになったようだ。ダブルスもなく、大会前2週間以内に発熱があったら出場できないとか、大会中も選手、スタッフのいずれかに発熱があれば、チームで棄権とか、エントリーしていても試合ができなかったり、勝ち進んでから棄権になる選手もいたりなど、試合数としては、例年の半分も満たない数で実施された。無観客で、選手も大きな声を出さないようにと注意され、試合中、台を手で触ってはいけない、靴底を触ってはいけないなど、普段の試合でいつもしていることができなかった選手たちは、さぞやりにくかったことだろうと思う。それでも、1週間前から、ネットでLIVE配信された試合や、最終日のテレビ放送を観ていて、全日本という舞台にかける選手の強い思いを感じることはできた。

女子は、昨年の王者、早田ひな選手が、昨年と同様、伊藤美誠選手と準決勝であたって、負けてしまったけれど、負けた後に、去年よりレベルの高い試合ができて納得できたというのを聞いて、早く、彼女が世界で活躍するのを見たいなと感じた。
男子は、森薗政崇選手が、決勝戦で、マッチポイントをとってから逆転負けをくらってしまい、彼が高校生の時から隠れファンを自認している私としては、ちょっと残念だった。ちなみに、森薗選手については、小学生の時から、何度も目の前で試合を見てきたのだけど、彼が高3の時のインターハイ決勝戦を見た時から、そのファイトあふれるプレーに敵ながらあっぱれと感じ、それ以来、応援するようになった。昨年までは、彼が所属するTリーグの岡山リベッツの試合も何度か応援しに行っている。今回は、現地に行けず、感染のリスクがないので、テレビの前で大声で応援していた私。つくづく、去年は現地で応援してたのになぁと、気分の盛り下がりは否めなかったけれど、来年こそは、現地で応援できる状況になっていることを祈るしかない。