院長の「JoJoブログ」
リフォーム
2021-04-29 23:08:27投稿
今年1月に、我が家の風呂トラブルについて、このブログに書いたが、その後、色々と検討を重ね、ついに、リフォーム工事が実現した。
大体15年以上たったら、水回りはリフォームの考え時というのが、住宅メーカーの常識のようだ。現在我が家は築19年たち、ガタがきて当然ではあったけれど、入浴できないわけではなかったし、小さな修理で困っている部分の修復ができることはわかっていた。だけど、まだ、当分は住み続ける予定だし、思い切ってユニットバスごと新しくすると決め、TOTOのユニットバスシステムを選び、脱衣室の壁と床も新しくすることにしたのだ。
ところで、リフォームという用語は、昔からよく聞くのだけれど、最近になって聞くようになった用語として、リノベーションというのがある。なんとなく、似たような、違うような、ジャパニーズイングリッシュなのかもと思って調べてみた。
英語の「reform」は「悪い状態からの改良」を意味し、リフォームという言葉を使うときは、基本的に壊れていたり、汚れていたり、老朽化したりしている部分を直したり、きれいにしたり、新しくしたりすることを指すとのこと。一方、「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味していて、リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを表すらしい。
例えば、外装の塗り直しや、キッチンの設備の変更、壁紙の張り替えなどがリフォームに該当し、リノベーションでは住まいの空間をよりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装などを変更したりすることなどが該当するということだから、我が家のお風呂改造は、リフォームに間違いない。
マイナスをゼロに戻すという意味のリフォーム工事だが、20年前の最新式と、令和の時代の最新式とは比較にならないので、間違いなくプラスになっている。一番変わったのは、風呂の床。冬でも冷たくないようにと、断熱効果があって柔らかい素材なので、足触りが心地よい。防カビ効果のある素材が、どのくらいカビずにすむのかは、何年か経たないと実感できないとは思うが、とりあえず、毎日きれいにして、乾燥させるように気を使っている。
見た目のきれいさに釣り合わないからと、20年以上使ってきた風呂椅子と洗面器もホームセンターに行き、買い換えた。ユニットバスの壁はすべて金属が入っており、壁のどこにでも磁石がつくということで、シャンプーなどを置く棚やフックは、マグネット式の好きなものでOKなので、ついでにゲット。
そして、これは風呂とは直接関係ないけれど、水でジャバジャバ洗えるポータブルテレビも購入。お風呂タイムをテレビタイムにすることにした。金属の壁に囲まれて電波が届かなかったらどうしようという心配も無駄におわり、湯船に入ってゆったりテレビをみることができるようになった。放送されている番組だけでなく、録画したものも、YouTubeも観られるというおまけつき。何時間でもお風呂で過ごせるアイテムがそろってしまい、のぼせるのは必至。
コロナ禍で、2年以上は温泉に行っていないので、せめて、自宅のお風呂タイムくらい贅沢しても、誰にも文句はいわせないぞ。どうせ、どこにも行けないんだし、ゴールデンウイークは、長風呂で過ごすしかない。