院長の「JoJoブログ」
白い風呂
2021-05-29 20:57:47投稿
自宅の風呂をリフォームして、1か月が経過した。
自粛、自粛で、あまり楽しいことがない今日この頃、新しい綺麗な風呂に入る1日の終わりのバスタイムは、唯一のリラックスタイム。
新しい風呂は、TOTOのシステムバスなのだけれど、床、壁、湯船の色や素材などは、いくつかの選択肢があり、壁の一面だけ青にして、あとは、大体白っぽいものにした。
リフォーム前の風呂は、YAMAHAのユニットバスで、家を新築した時のものだったので、色や材質を選んだ記憶がない。注文住宅全体の中で、それぞれの部屋の壁に床に窓に・・・と、あまりにも決めることが多すぎて、ユニットバスの選択肢がどのくらいあったのかなんて、覚えていないが、湯船の色のことなど、考えていなかったと思う。ただ、いわゆる大理石風で、高級感あふれるという宣伝文句に乗せられた感じだったので、全体的に黒っぽいグレーで、岩の凹凸を表現した黒い点が散らばったみたいな感じで、汚れが目立たない模様だった。
考えてみると、汚れが目立たないというのは、要するに、汚れていてもわかりにくいということで、実際、掃除をしていても、模様なのか汚れているのかよくわからないこともあった。汚れにきづかず、掃除をしなければ、結局汚いわけで、綺麗にしようと思えば、汚れにすぐ気が付く方がよいということを、新しい白い風呂になって実感している。
白い風呂になって、しかも、照明がかなり明るくなったこともあって、何せ、ゴミが目に付く。髪の毛1本落ちていても、すごく気になってしまうのだ。もともと、自分自身、掃除は得意でないし、自分の部屋はお世辞にもきれいとは言えないけれど、兎に角新しい風呂では、気になって仕方がない。しかも、TOTOショールームの担当者一押しの「床ワイパー洗浄」というのをオプションで付けているので、床が特に気になる。「床ワイパー洗浄」というのは、カウンター下のノズルから水道水と除菌水が電動で散布されて、床の洗浄を行うというもので、掃除が楽になるということだ。洗浄のためには、床に物を置いておいてはいけないし、”入浴後のお手入れ”マニュアルには、洗浄の前に、熱めのシャワーで垢や泡汚れを流し、そのあと冷たいシャワーで温度を下げて、カビの発生を予防し・・・と毎日こまめにお手入れしましょうと書いてある。
1か月が経過した現在、この”毎日のお手入れ”は、欠かさずやっており、今のところ、風呂はとても綺麗だ。もちろん、1か月くらいでカビが発生するわけもなく、綺麗なのが当たり前なんだけど、このお手入れの習慣が、1年中続けられるのか、自分でも自信はないが、綺麗で困ることはないと思うので、いつまでも続けなきゃなと思っている。日経電子版の宣伝コピーを思い出す。
”365日分の差は大きい”