院長の「JoJoブログ」

日本シリーズ

2021-11-20 23:39:22投稿

冬本番を前に、日本シリーズが始まった。
プロ野球ファンとしては、楽しみがこの時期にあるのは、ちょっと嬉しい。

今年のセパ両リーグの代表が、昨年の最下位チーム同士という、稀にみる組み合わせ。果たしてどちらを応援すべきか?
カープファンの多くは、特に昭和時代からのファンは、ほぼ巨人嫌い。私も例外ではなく、カープが勝つよりも、巨人が負けるほうが嬉しかったりして・・・相手がだれであれ、負けるのを喜ぶなんて、人としてはよろしくないかと思いますが、テレビ観戦しながら、ヤジを飛ばすくらいのうっぷん晴らしは許してほしいかな・・・ということで、ここ数年、巨人が参戦していた日本シリーズは、迷うことなくパリーグの応援をしていた。
ところが、今年の場合は、セリーグはヤクルトだし、特に私の好きな、中村悠平捕手もいるし・・・ヤクルトを応援すべきか?でもでも、今や日本一のピッチャーと言われる山本由伸クンも結構好みだし、20歳の宮城投手も可愛いし、オリックスも捨てがたい。ほかにはヤクルトのライアン小川、若き4番バッター村上、ここぞというときに頼りになるリーディングヒッター、怪我から復帰した吉田正尚などなど、個人的に好きな選手を応援していると、試合の勝敗はどうでもよい感じで、できるだけ、7戦までもつれて、楽しみが長く続くのが一番かな・・・

そんな気持ちで、第1戦を観ていた。息詰まる投手戦という感じで始まり、ついに、山本由伸投手が先に失点し、マウンドを降りるという予想外の展開。なんせ、その先制点は、好きな悠平君のヒットだったので、ついつい「よぉ~し!!」そしてまた、8回の表に侍ジャパン最年少、村上宗隆の2ランが決まった時でも、「やったー!」と声を出している私。日本シリーズは、12年連続パリーグの勝利ということだし、やっぱ今年はセリーグの代表であるヤクルトを応援するしかないなという気になってきた。
そして迎えた、9回の裏。バント失敗などで、ノーアウト満塁になった時点で、ゲスト解説の松坂氏が、「ピッチャーとしては、この球場の雰囲気が嫌ですね。負けているのに、まるで勝っているかのようなムードですから・・・」というようなことを言ったとたん、同点タイムリー、そして、さよなら勝ちというオリックスのための展開という幕切れ。日本シリーズで、パリーグのホーム球場で、セリーグチームはなんと20連敗ということになった。
人気のセリーグ、実力のパリーグと言われて久しいし、DH制の問題など、色々言われているけれど、今年もまた、パリーグの勝利なのか・・・という感じの第1戦だったなぁ。
とりあえず、明日もヤクルトを応援しようじゃないかいと思うアンチ巨人ファンでありました。