院長の「JoJoブログ」
初詣
2022-01-04 21:53:38投稿
令和4年 あけましておめでとうございます
今日から、仕事始め。休みがあけて日常が戻ってきた。
それとともに、オミクロン株も拡大して、開放感に浸れる年になるのは、、難しそうだけれど、今年こそ、コロナ禍が落ち着きますようにというのは、全世界、地球上の誰もが思っていること。
個人的には、今年の正月は、何年ぶりかで、関西に帰省し、神戸で年を越した。
過去、関西に帰省したときの初詣は、阪神タイガースの勝利祈願で有名な、西宮の廣田神社に行く年が多かったけれど、今年は、初めて、神戸の生田神社に行ってみた。それこそ、今年は寅年なので、廣田神社は、タイガースの飾りでいっぱいだっただろうな・・・なんせ、寅年でない年もトラが飾ってある神社だから・・・
生田神社は、神戸の繁華街、三宮のど真ん中にあるので、コロナ前は、人が多すぎて、近寄ることもなかったのだが、今年は、そこまでではないだろうと思い、行ってみると、まあまあの人出ではあるものの、朝早かったので、混雑というレベルではなかった。感染対策のため、一方通行になっていて、あちこちに、交通整理の係の人が立っていたのは、毎年のことなのかも。そして、新年初めての、びっくり仰天が、QRコードおみくじ。
おみくじを引くのに混雑しないためなのか、接触感染を防ぐためなのか、おそらくその両方なんだと思うけど、神社の敷地に臨時に設けられた看板があり、そこに大きなQRコードがいくつか表示してあった。スマホでそれを読み取ると、専用サイトにつながり、サイトからおみくじ画面に移動して、最後に「おみくじを引く」をタップすると、画面上でおみくじの筒がくるくる回って、番号が表示される。その番号を授与所の巫女さんに見せ、紙のおみくじそのものを手に入れるという仕組み。初穂料は300円で、現金を巫女さんとやりとりするわけだけど、スマホを見せながらの、現金決済という矛盾。思わず、「ついでにスマホ決済にせんかい!」と言いたくなる。初詣時期だけの仮設テントだから、決済のラインをつなぐのは、難しいから現金のみというのは、わからんでもないけどねぇ・・・
この仕組み、実は、昨年の初詣から取り入れられていたようで、全国に先駆けて生田神社が始めたみたい。数年前からおみくじ自体にQRコードがついているものなど、調べてみると、感染対策&DXで、他にも取り入れている神社があるようで、これから、どんどん、増えていくのかもしれない。ただ、QRコードを読み取ってからも、いくつか操作があるし、ま、じーちゃん、ばーちゃんには無理だよなぁ。一応、「スマホが使えない方は、こちらにどうぞ」と、アナログバージョンのおみくじもあったけれど、なんだか、伝統がまた一つ消えていったような気分にもなってしまった。
翌日、防府に帰ってきて、一応、防府天満宮にも行ってみた。おみくじは、生田神社の1/3の100円のままだし、しかも、お金は箱に入れるだけの、性善説方式。おみくじ自体は、手で探ってとるだけの、接触しまくりで感染対策とは無縁。何も変わっていないこの田舎の方式を続けるのが、良いのか悪いのか・・・
スマホなしでは、生活もできなくなってきた、この時代。オンライン会議、テレワークは、コロナが終息しても、なくなることはないだろうし、何もかもがQRコードを読み取ってから始まるのかもしれない。
デジタル社会の発展について、色々考えることとなった初詣。
プライベートは別として、医療のDXには、遅れることのないよう、頑張ってついていきたいと思う。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。