院長の「JoJoブログ」

成人の日

2022-01-10 21:58:40投稿

今日は、成人の日。
ニュースやワイドショーなどをみていると、今年の新成人がまた減少したこと、各地の成人式の様子、4月から成人の年齢が、18歳に引き下げられるという同じ話題ばかり。
成人式については、毎年とりあげられる北九州市の派手な衣装の新成人たちが定番のよう。以前は、記念日暴走なども多かったけれど、いまは、あるにはあるようだけど、一時ほどはひどくなさそうとのこと。そして、ワイドショー番組では、出演者の20歳のころの写真が出てきて、盛り上がるという、コロナ関連の話題を除けば、毎年かわらない感じ。
お決まりの話題に触れていると、否応なく、自分の20歳のころどうだったけなと、一人懐かしむ。
なぜか、当時の成人式は、年々派手になる振袖が、品評会のようになり、貧富の差が出るという理由で、私の住民票のあった自治体では、振袖禁止になった。数年のちには振袖が復活したと風の便りに聞いたようなきがするけれど、いずれにしても、自分は、振袖を着ることはなく、大学の入学式に着たスーツで参加したと記憶している。式がどうだったかなども覚えていないし、同じ自治体から同じ高校に行っていた友達は(私立だったので)まったくいなかったし、「二十歳の献血」に参加しようとしたら、血管が出にくく、細いのでできませんといわれたし、あまり良い思い出の成人式ではない。
実際、成人になるといっても、多くの新成人がそうであるように、自分も20歳の時は、大学生で、社会人としては、何一つ貢献していなかったので、本当の意味での、大人になるというのは、やはり、自分の稼いだお金で生活するようになってからだよねとその当時も思っていた。
24歳で医者になり、その後は、一社会人として過ごすようになったけれど、次に本当に、大人になるのは、自分の家庭を持つときではないかと思っていた。
というわけで、成人式から8年後の成人の日、1月15日に、現在の夫と入籍した。成人の日が結婚記念日ならいいよね。と二人で話し合ってきめ、その日、当時私が住んでいた現在の山陽小野田市の市役所に、二人で婚姻届を提出しに行った。市役所の窓口から駐車場にもどると、車のタイヤが完全にパンクしていて、「夫婦になって第1歩が、パンク・・・」と愕然としたことだけが鮮明に記憶され、その後のことはよく覚えていない。
そして、結婚はしたものの、職場が離れていたため、同居したのは、その2年後。そして、私たちの成人の日である1月15日はその後数年して、成人の日ではなくなってしまった。
ああ、私の成人の日。
毎年この日が来るたびに、振袖着れなかった→献血できなかった→結婚記念日にパンクした→成人の日が1月15日でなくなった・・・
おめでたい日にすみませーん。