院長の「JoJoブログ」

断捨離

2022-03-22 23:16:15投稿

自宅が、築20年を超え、油汚れでどうしようもないキッチンをリフォームすることにした。
リフォームを決めたのは、昨年末だったが、設計や準備などで3か月が過ぎ、工事は、今週から始まることになった。
工事にかかる日数は2週間程度といわれている。我が家は2世帯住宅なので、キッチンがもう一つあるため、2週間の工事中、取り合えず、食事は可能。とはいえ、キッチンには、大量の食器、調理器具、食料品等があり、それをこの週末で移動しなければならなかった。もちろん、冷蔵庫も空にしなければならず、床下収納もあるし、なんで、こんなに物があるの?

私の人生において、現在の自宅を建てるまで、なんと引っ越しは17回。特に、自宅ができる直前は、4年連続1年おきに引っ越しをしていたので、そのたびに、それなりに荷物が整理されていた。整理するということは、不要なものを処分するということに等しいのだが、20年同じ家に住んでいると、その不要なものというのが、たまりにたまっているということは、想像に難くない。
キッチンに限らず、部屋の収納の、上のほうにあるものは、往々にして、使わないものだ。所詮、手が届かない位置にあるようなものなんぞ、不要なものといってもいいのだが、捨てるに捨てられないものというのが相場。
ということで、この週末、3段の食器棚の一番上、キャビネットの手の届かない一番上の棚をせめるところから、断捨離はスタートした。椅子の上にのって、色々とおろしてみると、「何これ~」「こんなもん、あったぁ?」「これ、絶対使わんし」のオンパレード。何かの景品でもらった、ジンギスカン鍋セット、ところてん作り器、温泉卵作り器、数えきれないほどの大小さまざまなタッパー類、水筒と弁当箱だけでも、どんだけあるん?
電池が入ったままで、さび付いたもの、カビだらけの容器、とにかく、捨てる、捨てる。さびの浮いた鍋にフライパン。何故かガラスの蓋が鍋とフライパンの倍以上ある。これも、いらん、あれも、いらん。
そして、新しいキッチンができた後も使う予定の、冷蔵庫と嫁入り道具の食器棚は、中身を空にしたあとは、ひたすら、汚れを取る。ホームセンターで買ってきた、油汚れ用のお掃除シートが、2パック、空になった。

丸々二日間、ひたすら、物の処分と油汚れとの闘い。相当、疲れたけれど、断捨離とはこのことじゃと、結構気分はすっきり。ホントは、キッチンだけでなく、書籍や衣類の断捨離もしたいんだけど、仕事と生活に追われて、なかなか何かのきっかけがないと、その気になれないのだな・・・
工事が終わったあとには、新しいキッチンにものを戻す作業がまたまた大変だとは思うけれど、新しいのは気持ちが良いはずなので、しばらくその日を楽しみにして、ちょっと不便な生活をおくることにしよう。