院長の「JoJoブログ」

スタバ

2022-04-30 23:33:54投稿

スタバと聞いて、何のことかわからない日本人は、あまりいないかもしれない。言わずと知れたメジャーなカフェチェーン店、スターバックスコーヒーだが、日本全国で知られるようになってからはまだ20年くらい。
97年から99年にアメリカで過ごしていた時、近所にスタバがあり、時々出かけていたが、そのころの印象は、何だかフルーツの混じったような、あまり好みでない、日本人むきでないコーヒーの味というものだった。最近、日本に進出したらしいけど、こんな店は、日本じゃはやらないだろうなと思っていた。ところが、95年にスターバックスジャパンが設立され、私たちが帰国した99年2月には、全国100店舗を超えて、本格的に全国展開に乗り出していた。
スターバックスジャパンのホームページによると、その後も、どんどん店をオープンし、2010年には877店舗、2020年には1600店舗を超えている。もちろん、日本以外の国にも広がっているんだろうけど、なんで、こんなに人気なんだろう?
私自身、コーヒーの”違いがわかる”人ではないと思うが、1日1、2杯は飲んでいるので、コーヒー党と言えるのかも。コロナ禍の真っ最中に、スタバ防府店がオープンし、通勤路に店があることもあって、結構、利用している。店内で飲んだり、ドライブスルーで買ったりしたこともあるけれど、豆を買いに行くのが主たる目的。常に、10種類を超える、コーヒー豆が販売されていて、よくわからないまま、行くたびに、違う豆を買っている。
スタバのコーヒーと言っても、誰でも知っているような、キリマンジャロとかモカとは見たことがなく、ブレンド豆や、シーズン限定ものが多いので、いつも違う豆をゲットできるのが魅力のひとつ。色々試して、自分のお気に入りを決めたいとは思っているものの、一袋250gのひいてもらった豆がなくなったら、次を買うというパターンで、同時に飲み比べることはないので、結局、何がおいしいのかわからない。2袋買って、飲み比べるほど、一人で短期間に消費できないので、同時進行はしないまま、味の違いもわからないまま、毎日飲んでいる私。
初めてスタバ防府店で豆を買ったときに、コーヒーパスポートという小さなノートをもらった。それには、おいしいコーヒーの淹れ方や、味の違いなど、バリスタになるのなら、必要だろうなと思われることが色々書かれている。そして、豆を買ったときにもらえる(店員さんによっては言わないとくれない)シールをそのパスポートに貼って、自分で味わったら、その感想を書き込むようにもなっている。
幼稚園児の出席シールのごとく、なんとなく、シールをもらっては、貼っている私だが、感想を書くほど、バリスタ素質がないので、何の役にもたっていない。単純に、パスポートのページが埋まるまでは、色々買って飲んでみるんだろうなと思っている。

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スタバのコーヒーを飲むのは、いつも、クリニックの自分の部屋。
お湯を沸かし、一杯ずつ自分で淹れるのだが、フィルターは、紙製の使い捨てのもの。これも、いくつかのものを試した結果、”カリタKalitaかんたんドリップ”がお決まり。
そして、コーヒースプーン大盛り1杯の豆を入れ、ちょっとの熱湯で30秒蒸らしてから、お湯をゆっくりマグカップにそそぐ。お湯の温度は93度を目安にしているけれど、ま、適当。フィルターから完全に滴り落ち終わる前に、やめるのが大事。これらの”淹れ方”は、パスポートにも書いてある方法で、それなりに遵守して、淹れているのだけれど、結局、豆の量も、お湯の量も温度も、いつもちょっとずつ違うので、果たして、豆の違いによる味の違いなのか、淹れ方の違いによる差なのかもわからない。
自分のために選んだ豆で、自分ひとりで淹れるコーヒーに、誰も文句は言われないのだけれど、これだけ毎日コーヒー飲んでいるんだから、もう少し、コーヒー通になれたらいいなとは思っている。
そして、スタバから何かご褒美がもらえないものかしらん。