院長の「JoJoブログ」
サッカーワールドカップに思う
2022-11-24 22:57:50投稿
中東開催初、11月開催初のサッカーワールドカップが開幕した。
昨夜は、日本がドイツに劇的勝利をあげ、今日は、1日中、テレビをつければ、その話題ばかり。世の中、暗いニュースばかりのご時世に、こんな嬉しい出来事があれば、これでもかと言わんばかりに取り上げるのは、悪い気持ちではないんだけれど、やっぱ、サッカーはメジャースポーツなんだなぁとつくづく思う。
Jリーグが始まった時、日本で、野球とゴルフ以外のスポーツがプロとして成り立つのかしらんと思っていたけれど、そのころに比べると、日本の選手がヨーロッパで活躍するのが当たり前になり、レベルも上がっているのは、間違いないんだろうな。サッカーについては、特別、詳しくもないし、好きなスポーツとは言えない私だけれど、山口県民として、レノファ山口は何度かスタジアムに応援に行っているし、日本国民として、国際大会の日本チームの試合くらいは、夜中でなければ中継は観るようにしている。ど素人でも、ルールはオフサイドくらい知っていれば、簡単なので、ラグビーのように、見ててもわからないということはないし。
ちなみに、3年前のラグビーワールドカップが日本開催されたときに、にわかラグビーファンとなって、ルールや用語、ポジション等をひたすらネットで勉強していた私だけれど、コロナ禍になって、めっきりラグビーの試合が減り、トップリーグを見に行く予定がダメになってからというもの、ラグビー熱がどこへやら、用語やルールをかなり忘れている私・・・来年のワールドカップごろには、またルールを勉強しなきゃねと思っていたりする。
それに比べ、サッカーっちゅうもんは、ゴールポストにボールを入れりゃいいという単純なゲームだからこそ、世界中で広まっているんだろうなと思う。とは言っても、ヨーロッパと南米が盛んで、スポーツ大国アメリカでは不人気という、特殊性はあるようには思うけど。
今大会で、もう一つ日本で注目されている話題は、日本人女性初の、ワールドカップレフリーが誕生したということ。彼女は、日本の試合の審判はできないから、なかなか日本国民に審判の姿を見てもらえないかもしれないけれど、世界的にも数少ない女性レフリーとして、その実力を存分に発揮してほしい。常々、私は、”女性初”という話題は、ガラスの天井を意味すると考えていて、何の世界でも”女性初”というのがとりあげられない世の中になるべきだと思う。ただ、スポーツの世界は、肉体的に明らかな差が男女にはあるわけで、男子は男子、女子は女子として別の種目と考えるのは、いたしかたない。サッカーの国際試合の主審ともなると、1試合での走行距離は、10㎞以上になり、フル出場の選手とほぼ同じ運動量をこなさなければならないと言われていて、やはり、女性には相当厳しいと思う。そもそも、審判の資格をとるには、何十本というダッシュを繰り返すなど、考えられないような体力テストをクリアしなければならないそうなので、資格を持っているというだけで、凄いのは凄いのだ・・・
と、1試合終わっただけで、優勝したような騒ぎで始まった、サッカーワールドカップ。予選リーグがあと2試合、その後もあるかどうかはわからないけれど、平均的日本人と同様、深夜開始の試合でなければ、テレビ観戦して、盛り上がっていければいいなと思う。