院長の「JoJoブログ」
萩城下町マラソン
2022-12-11 21:16:40投稿
昨年に引き続き、今日、萩城下町マラソン(ハーフの部)に参加してきた。
日曜の天気は、とくに日本海側があれるという予報で、萩市は、強風注意報に曇り時々雨の感じ。今回で、10回目の参加となるこの大会、雪が降ったことはあるけれど、雨は記憶にない。夏の雨は、それほど苦痛じゃないけど、冬の雨は嫌だなぁと、1か月前に、下関海響マラソンで、フルを走ったあと、ほとんどまともにランニングをしていない身としては、不安がいっぱい。土砂降りにはならないだろうと楽観的観測のもと、とりあえず、ゴアテックスのキャップと、寒さと雨よけの、使い捨てビニールチョッキを用意して、臨んだ。ランニングシューズに防水スプレーをかけておけば、完璧だったんだけど、気づいた時点で、時すでに遅し。
スタートした瞬間には止んでいた雨も、100mくらいで、急にザーザーぶり。「マジ~・・こんな雨が続いたら、体が冷えて低体温になっちゃうよ・・」と思いきや、数分で小降りに。結局、10㎞くらいまでは、結構、降ったり止んだりしたものの、後半は、時々日が差したり、霧雨が降ったりという程度で、主に曇りの中を走る感じだった。6㎞以降の海が近いコースあたりから、風が強く、ちょうどよいペースで走っていた若い男性二人組をみつけたので、風よけにちょうどいいなと、彼らの後ろをひたすらついて走るという作戦を挙行。13㎞あたりから、彼らのペースが落ちてきたような感じがしたので、二人の前にでる、ぶっちぎり作戦に変更(決してぶっちぎってはいませんが)するという対応のすばらしさ(!?)。今回の目標タイムは、前回と同様1㌔6分のイーブンペースにしていたんだけど、見事作戦が成功し、最後まで何とかペースを落とさず完走し、昨年のタイムから1分速いくらいでゴールできた。
ほぼ毎年参加してきた、この大会。今回は少しコースの変更はあったものの、全国的にも珍しい商店街のアーケードがコースに含まれているのは変わらず。毎回、アーケード内を走ってるときには、このために、この大会に出ているんだよなという気持ちになる。今日は、天気が悪く、屋外での応援が例年より少なかった分、特にアーケードの応援は、多かった気がしたけれど、毎年趣向を凝らした変装に、太鼓に、音楽もあり、子どもからお年寄りまで、お店の人たち総出で声をかけてもらえるなんて、ホントに感動してしまう。
実際、応援だけでなく、給水やコース案内のボランティア、もちろん、けが人、病人の対応してくれる人、会場の設営、運営、すべての準備に、選手の数と同じかそれ以上の多くの人たちが大会を作ってくれていて、本当にありがたいことだと思う。今回、パンフレットをよく読んでみると、この大会に携わっている人たちの名前が書かれていて、高校生、大学生はもちろん、町内会や、病院、企業など、萩市内のありとあらゆる職種の方が協力してくれてるんだなと、改めて確認できた。今日は、天気が悪かった分、これまでになく感謝の気持ちが大きかった。
フルマラソンに比べると、体へのダメージが少ないこともあり、いつも感動できるこの大会だけは、走れる限り、今後も参加を続けたいなと思う。