院長の「JoJoブログ」

ミミズ

2023-08-06 23:06:12投稿

猛暑の続く日々、ジョギングは、朝早くか夕暮れにしかできず、梅雨明け以降、さぼりつつある今日この頃。暗い道は走らないと決めているので、明るい時間帯に走る=暑い!
ランニング業界では、夏場の走り込みが、秋からのレースの結果につながるというのが常識だけど、流石にこの暑さの中、走るのは、バカとしかいいようがないともいえるので、ま、色々言い訳をしながら、風が吹いて少しでも涼しそうなときに、体力が落ちない程度には走らなきゃと思っている。
それでも、あんまりさぼると不安になり、久しぶりに夕暮れ時の佐波川河川敷を走ったところ、遊歩道のアスファルトに、あまりにも大量なミミズの死骸があり、ミミズを踏まずに走るのは難しいほど・・・
死骸の密度は高いところと、低いところがあるけれども、それにしても、これだけのミミズは、何故⁇

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可能であれば、死骸を踏みつぶしたくはないので、下ばかりみて走ることになってしまうけど、時々、まだ生きていて苦しそうに体をくねらせているのもいたりする。おそらく、草むらからアスファルトにでてきて、死んでしまうのだろうけど、なんでわざわざ焼けたアスファルトにでてくるの?
1匹や2匹なら、何とも思わないけれど、おそらく何千匹というレベル。どうしても、ミミズの大量自殺に納得いかず、ちょっとググってみたら、結構、私と同じように思った人の投稿があった。「なぜ、ミミズが大量に歩道で死んでいるのですか?しょーもないけど気になるのでどなたか教えてください」という記事。
ふむふむ、同じように思う人がいるのだ・・・
色々、記事を読んでみたところ、気圧が下がると、地中の酸素が欠乏し、地中で暮らすミミズが、呼吸のために地上にでてくるらしい。ミミズの体は粘液で覆われていて、粘液が乾く=死ぬ ということで、この猛暑のなか、草むらからにょろにょろ出てきて、アスファルト方面に向かってしまうと、結局乾いて死んでしまうということなのだ。路面がぬれていれば大丈夫だけど、猛暑日の日中のアスファルトの表面温度は50度以上にもなっているらしいから、小さな体が乾燥するのは、あっという間だと思われる。出てこないでずっと地中にいればいいのに、地中は酸欠になるからやっぱり苦しくてでてくるということだ。自然淘汰で、ある程度は、死ぬミミズがいるのは仕方ないけれど、おそらく、こんな暑い日が続けば、数がへって、絶滅危惧種になるのかもしれないと、余計な心配までしながら暑い中を走る私でした。