院長の「JoJoブログ」

バスケW杯

2023-09-03 23:53:23投稿

昨日まで沖縄で行われたバスケットボールワールドカップ。今回ほど、バスケットで日本が盛り上がったことがあっただろうか?
自分自身でするスポーツとしては、卓球、ランニング、ロードバイクと基本的に個人競技のみ。だけど、見るスポーツとしては、野球を始め、球技なら何でも好きだ。バスケもその一つで、2006年日本開催のバスケ世界選手権は、夏休みをとって、広島に観に行った。観戦したのは、グループリーグの最終戦で、日本VSスペインの試合と、アンゴラVSドイツの2試合だった。先に行われたアンゴラVSドイツの試合は、最初から最後まで1-3点差の大接戦で、どちらのチームを応援するでもなく、ものすごくワクワクしたことを覚えている。そのあとに行われた、日本戦は、素人目にみても、実力の差がありありで、応援する気力もなくなってしまうような、ぼろ負け試合。途中、50-100になった時(最終的には55-104)には、ダブルスコアというのは、こういうのを言うんだな・・・日本、弱いな・・・という印象だった。会場も満員ではなく、盛り上がりに欠けていたのも残念だった。
その後、直接、トップレベルの試合を見に行くことはなかったけれど、5年前に、アメリカ旅行に行った際には、ワシントンDCに泊ることにしていたので、八村塁選手の所属するNBAチーム、ワシントンウィザーズの試合のチケットを手に入れて、観戦した。
NBAの試合というのを、一度は観てみたいと思っていたので、楽しみにして行ったけれど、バスケットコート一つなのに、観客席は1万人以上入る大きな会場で、結構がら空き。八村選手は、故障で出場していなかったし、ウィザーズは負けるしで、これまた、若干、期待外れではあったけど、本場アメリカのNBAの試合を観れたのは、よい思い出になった。
その後、東京オリンピックで日本女子バスケは大活躍で、注目される中、男子は1勝もできず、話題にもならず。やっぱ、どんなスポーツでも、勝ってなんぼの世界。そして、女子の監督だったトム・ホーバスさんが、男子監督になり、今回の日本開催のワールドカップ。
試合が始まるのを楽しみにしていた自分は、まず初戦のドイツ戦からテレビ観戦開始。期待したわりには、あっさり負けて、後半は少しよかったけれど、やっぱ世界の壁は厚いなと思って終わり。2戦目のフィンランド戦は、前半大量リードされ、テレビ見ながら、今日もダメだなと思い、疲れと眠気もあったので、第3クオーターの初めまで見て、おやすみなさい。そして、朝起きて、ニュースを見て、びっくり仰天。「えっ、勝ったの?あんなに負けてたのに?どうやって?」その日、大逆転した、歴史的勝利の試合を何度も何度もニュースでみて、「何で、寝てしまったんだろぅ・・・悔しい!」
そして、次のオーストラリア戦、世界ランキング3位でNBA選手ばかりの相手は、やっぱり強かった。最後まで観たけれど、さすがに逆転はできず。
そして、そして、順位決定戦のベネズエラ戦。これまた、苦しい展開で、後半に強い日本ということで、期待して第3クオーターまで観戦するも、第4クオーターの最初で15点も差が開き、第4クオーターだけで逆転はさすがに無理っしょ。負けるの見たくないし。と、テレビのチャンネルをかえた私。それから、20分くらいたって、もう、終わったかな・・・とチャンネルをもどしたところで、仰天。あと30秒くらいの最終盤で、なんと、日本がリード。「噓でしょ⁉あんなに負けてたのに・・・」日本が勝った嬉しさよりも、一番盛り上がったシーンを観なかった悔しさが強かった。「私が観なかったから、勝ったんだということにしよう・・・私が最後まで観た試合は負けてるから・・・」
そして、そして、そして、昨日の最終戦。今度こそ、最後までみるぞと、気合を入れて、テレビの前に。さすがにランキング格下の相手に、バカバカシュートが決まり、「楽勝しょ」と思っていたら、第4クオーターになって、全くシュートが入らず。3点差までせまられて、もしかして私が最後まで観たら負けるかも・・・と心拍数が上がったところで、シュートが決まり、歴史的勝利。
バスケットって、サッカーと違って、動きが速いし、点数がどんどん入るから、観るスポーツとしてはやっぱり好きだな。オリンピックが、今から楽しみ。