院長の「JoJoブログ」

かぼちゃ

2023-09-10 23:07:30投稿

ここ数年、ふるさと納税の返礼品で、野菜、果物の頒布を頼んでいる。
旬のものが届くんだけど、何が届くのかはわからない。食べ物、料理に詳しくない自分としては、届いたものをみて、「これ、何?」ということが結構ある。
珍しい野菜については、おすすめレシピのメモがついていることも多いんだけど、なかなか時間もとれず、手の込んだ料理を作るのは得意でない私。
そんな中、先月届いた箱の中には、カボチャがふたつ、ボーン。というより、これは、きっとカボチャなんだろうなと思うほど、普通に見かける野菜ではなかった。カボチャといえば、緑色の南瓜か、ハロウィンでおなじみのオレンジ色のヤツくらいしか知らない。箱に入っていた説明用紙をみると、バターナッツ、そうめん瓜と書いてある。
バターナッツかぼちゃというのを、聞いたことはあるが、なんだか名前からして、こってり感あり。ひょうたん型をしていて皮はつるつるで薄茶色。どーやって食べるん?
とりあえず、ググってみる。
「バターナッツかぼちゃは北アメリカから南アメリカにかけての乾燥した砂漠周辺の荒野が原産地のカボチャで、見た目はかわいいひょうたん型で、味は名前の由来となっているようにナッツのような風味があり、ポタージュなどにすると美味しいです。」
(・_・D フムフム
とりあえず、半分に切ってみる。我が家の包丁のレベルでは、なかなか切るのが大変なくらい硬かったけれど、YouTubeを参考に、煮物にしたり、レンチンしてチーズかけて焼いてみたりと何とか2週間がかりで1個のカボチャを消費。甘くてお菓子向きのカボチャかなと思う。
次のお相手は、そうめん瓜。これまた、まったく聞いたことのない名前だし、見た目は、薄黄色で、アースメロンに似ている感じ。これまた、ググってみると・・・
「金糸瓜(きんしうり)は、そのほぐれた糸状の果肉の様子から、そうめんかぼちゃ(素麺南瓜)やそうめんうり(素麺瓜)、いとうり(糸瓜)などとも呼ばれています。茹でたり蒸すなど加熱することで果肉の繊維がほぐれ、糸状になることで知られており、通常食べるときもこのようにほぐした麺状にして調理されることが多いです。」
なんだか、面白そうな野菜・・・これまたYouTubeで調べる。何本かのチャンネルを見たけれど、いずれも、とにかく切って10分ゆでて、ほぐすのが第一ステージ。
まずは、切らなきゃと、包丁を入れてみるも、ありえない硬さ。突き刺すように包丁をたて、後はバンバン薪割りのようにたたくしかない。包丁の切れが悪いのと、私の腕力がないのと両方で、一つのカボチャを何個かの輪切りにするだけで、くたびれ果てた。あとは湯を沸かして10分ゆでるのみ。その後水につけて冷やしながら、手でその繊維をほぐしていく。面白いように繊維がはがれて、マジでそうめんじゃん。これが、名前の由来なのね。はっきり言って、カボチャじゃないな。そして、全部ほぐし終わって、水を切り、マヨネーズをつけて食べるとシャキシャキで美味。大根のような食感だけど、それ自身の味はあまりなく、どんなドレッシングにもあいそう。
butter nuts.png (108 KB)soumen uri.png (71 KB)
初めて食べた、2種類のカボチャ。切るのが大変なことを除けば、また食べてもいいかな。