院長の「JoJoブログ」
秋葉原
2023-12-17 23:56:50投稿
この週末、日本乳腺甲状腺超音波学会に参加するため、東京に行ってきた。
今回、この学会があったのは、なんと秋葉原。あまり、学会場としてふさわしい感じの街ではないとは思ったけど、駅前にできた多目的ビル、秋葉原UDXというところは、色々イベントや会議も行われているらしく、そのビルを目指して行くことになった。
東京には、年に数回行っているけれど、秋葉原は、2回目。コロナ禍の前に、筑波大学で学会があったときに、つくばエクスプレスに乗るため、始発駅である秋葉原のホテルに1泊したことがあり、その時は泊まっただけで、評判通り電気屋さんは多いなという印象のみ。
今回は、目的地が秋葉原だったので、学会の空き時間にちらっと街をぶらぶらしてみた。
インバウンドが増えて、秋葉原の街を訪れる観光客の様子をニュースなどで見ることが多くなっているので、きっと外国人は多いだろうなという予測のもと、とりあえず、JRの駅を降りてみて、びっくり。
まずは、山手線のホームから改札口を出るまでの、通路や壁のほとんどにアニメのキャラクターが描かれていて驚き。改札口も東口とか西口でなく、「電気街口」となっているところも、なかなか他の駅にはない表示方法。
駅を出たら、UDXを探さなきゃと思っていると、いきなり目の前のビルがUDX。
さすがに、UDXはアニメとは無関係と思っていると、ビルの正面の電光掲示板には、アニメの宣伝映像が流れている。学会の会場は、ホールではなく、大き目の会議室といったところで、近代的なビルらしく、天井板がなく、エアコンのダクトなどが丸見えのデザイン。これも、電気街むけ?
駅から一筋外れて、路地のあたりをうろうろしてみると、とにかく、アニメ、アニメ、アニメ。電気街なので、電気の部品などの店もあるけれど、電気街というよりも、アニメ街。
そして、街を歩いている人の男女比は8対2くらい。いわゆるオタクといわれる人々は、圧倒的に男性が多いし、オタクとまではいかなくても、アニメ好き、電気製品好きには男性が多いので、そうなってしまうんだろうけど、街の雰囲気が独特すぎて、田舎者にとっては、別世界。休日の昼間だったので、混雑ぶりが秋葉原としては、普通なのか、多いのかはわからないけれど、街ゆく男性陣、外国人は、押しなべて嬉しそうには見えた。
行列の出来ている小さな店があったので、何の店か覗いてみると、今はやりの、アニメキャラクターのカードが売られていた。最近は、カードが投資目的に使われることもあるといわれるくらい人気があるとニュースでやっていたけれど、個人的には理解できず。
そもそも、子供の時から漫画は読まないし、アニメ映画も見たことがない自分にとっては、何が有名なのか、何が流行っているのかもわからないので、どうでもいいことではあるんだけど、世界中のアニメファンが押し寄せてくる秋葉原という街。こんな街は、どう考えても、ほかの国にはないんだろうなということを肌で感じることはできた。
また来たいかと聞かれると、ま、もういいです、とはなるけど。