院長の「JoJoブログ」
尻もち
2023-12-25 23:32:56投稿
いたぁーっ・・・こーゆーのをホントの尻もちというんだな(涙)
先週の金曜日、極寒の朝、自宅近くのうっすらと雪化粧した路上で、見事にすってんころりんと滑って転んだ私は、瞬間的に思った。次の瞬間は、周りを見回し、恥ずかしいので誰かみていなかったかな・・・という気持ち。イタタタとつぶやきながら、起き上がって歩き出した。
歩くと少し痛みはあったけれど、仕事や日常生活には支障なし。2日たって、かなり痛みが薄れたと思って、少し運動してみたら、また悪化。中殿筋、大殿筋の打撲という診断で、そのうち落ち着くでしょうという状況で今に至っている。
感染症による規制もなくなり、師走にはいって、年末の恒例行事が各地で開催されいてる今日この頃。
一般家庭でも、昭和の時代は餅つきというのが年末の風物詩だった。石臼に木槌を使った、昔ながらの餅つきは、ほとんど影をひそめてしまったけれど、何故か昔の実家には、石臼があったので、年末になると、子供会などに貸し出していた記憶がある。現在でも、もち米を買ってきて、家でもちを作るという家庭はあると思うけれど、それも基本的には餅つき機で作るのだと思う。ホンマもんの餅つきを目の前で見ることは幼稚園の行事などなんだろうけど、それでも、日本全国のどこかでは、今でも行われている餅つきは古きよき日本の文化の一つだ。餅つきに限らず、四季折々の行事を大切にする日本では、特に新年を迎えることを大事にしていると思うので、門松やしめ縄といったお正月飾りも、細々とでも受け継がれ、消えないでほしいなと思う。
そんなお正月飾りの一つが、鏡餅だ。そして・・・鏡餅をど~んと落とした状況に似ている?のが尻もち!?
尻もちという言葉を作った人が誰なのか、知る由もないけれど、言い得て妙というかなんというか・・・こんな表現、日本語以外では絶対ないよな。英語ではなんというのかな?と知りたくなり、ちょっと調べてみた。
当然、もち(rice cake)というものが身近にないわけだから、言葉があるはずもなく、表現はかなり直接的。
hit the ground with my bottom おしりを床にうちつける う~ん・・・
fall on my behind 臀部から落ちる・・・
日本語の「おしり」にあたる英語というのは、俗語も含めて結構ある。
behind bottom 他にも、butt rear end など。イギリス英語とアメリカ英語でも違うが、ちょっと俗語で可愛く言うときは、bum-bumなと。
しか~し、どんなに具体的に表現しようとも、「尻もちをつく」という言い方ほど、私がやらかした、すってんころりん(この表現もまた、日本語にしかないな・・・)の状況を的確に示したものはないと感じた年末なのだった。