院長の「JoJoブログ」
全日本卓球
2024-01-29 19:26:14投稿
1月最後の週末、東京体育館で行われた全日本卓球選手権を、昨年に引き続き観戦するため東京に行ってきた。
今回は、ジュニアの部、一般の男女ダブルス、混合ダブルス、男女シングルスとすべての種目が一つの大会で行われる従来の開催方式だったけれど、来年からはシングルスとダブルスは別日程で行われるとのこと。
そのため、タイムテーブルも昨年までと違って、土曜日はダブルス種目の準決勝、決勝が、日曜日はシングルス種目の準決勝、決勝が一度に行われるというスケジュールになっていた。
とまあ、特別卓球に詳しくない人にとってはどうでもいいことだけれど、観戦する立場としては、ダブルスだけ、シングルスだけというのは、ちょっとつまんない気もした。
とはいえ、世界レベルの戦いをナマで見られる感動はやっぱり、現地に行ってこそ。特に、男子の準決勝に残った吉村選手と戸上選手はともに野田学園出身で、個人的に知っているので、二人が戦うというのは、とてもワクワクするし、ゲームオールにもつれた大熱戦は、見ごたえがあった。
試合後、二人が抱き合って、声をかけあった姿は、本当に感動もの。ネット情報によると、吉村選手が、「パリオリンピック頼んだぞ」と言い、戸上選手が「任せて下さい」と会話したということだ。
コロナ禍でインターハイが開催されなかった年に、野田学園の後輩たちを励まそうと、OBである二人を含むメンバーが野田学園の体育館までやってきて、高校生と団体戦の試合をした時のことを思い出し、やっぱり、同じ学校出身っていいなとしみじみ・・・
そして、張本選手との決勝戦は、これまたすごい戦いで、1ゲーム11点しか必要のない試合で、二人とも計76点をとったという、まったく互角の激戦は、さすがに心拍数が上がってしまった。最後はジュースになってどちらが勝ってもおかしくなかったし、ディフェンディングチャンピオンの戸上選手と6年間優勝から遠ざかっていた張本選手の日本一を決めるにふさわしい試合だった。
今年は、オリンピックイヤーであり、卓球以外のスポーツも大いに盛り上がる年になると思うけれど、自分としては、一番身近な卓球で、日本選手が活躍してくれることが、やっぱり一番楽しみ。