院長の「JoJoブログ」

田んぼラン

2024-07-14 23:30:26投稿

梅雨の末期のこの時期、雨降らず、明るい時間帯、仕事終わりで時間があれば、可能な限り、クリニック周辺をジョギングすることにしている。といっても、大体50分前後かけて、6~7㎞のゆるランで、あくまでも、健康のためというのが目的。
防府の西地区には、田んぼが広がっていて、マイコースの一つの農道では、走るたびに、稲穂が成長しているのを見るのが楽しみだ。5月の田植え前の農地作りから、見守っているけれど、(というのは、失礼な言い方かも)水を張って、田植えがおわり、今、一番青々とした稲穂がぐんぐんのびている時期。そんな田んぼには、必ずといっていいほど、鷺がおり、走るたびに鳥たちの姿をみるのも、また、楽しみ。
田植えの前、農家さんが、耕運機で土を耕しているときも、その耕運機の後を追いかけるようにしている鷺にも出会ったし、水が張られた田んぼでは、いつも、水面で休んでいる鷺に出会う。
ゆるランをしながら、止まらずに農道を過ぎていくときには、鳥たちは私には、知らん顔をしているのに、走るのをやめて、近づいて、写真を撮ろうとすると、必ず飛んで行ってしまうのは、野生の本能がなせる業なんだろうなと思う。
こうなったら、意地でも、一度、写真を撮ってやるぞと、スマホ片手に走りつつ、チャンスを見計らってみるけれど、ある一定の距離まで近づくと、必ず飛んでいくことがだんだんわかってきた。その距離とは約10m。私としても、逃げられないぎりぎりの距離まで近づき、スマホのカメラ機能をできるだけ駆使して、拡大率を上げすぎず、何度かシャッターをきってみた。
一羽でいるときもあれば、数羽が数メートルおきにいるときもある。ただ、数羽いるときに、そのうちの一羽が飛び立つと、必ず、他も後を追っていく。そして、私との距離を保つ。

健康のためのジョギングなのに、鷺を追いかけるためのウォーキングと化してしまった。
本気で、写真をとるなら、一眼レフで、三脚たてて、じっとチャンスをうかがうべきなんだけど、特に写真が目的じゃないし・・・単なる田んぼランの楽しみなので、この辺でやめとくか。

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